2010年12月 6日(月)

Y中さん電話の日

 瀬戸西町のY中さんという方からお電話を頂いた。息子さんが使っていたノートパソコンのキーボードのキーが7〜8個外れていて自分の手元に来ているのだがなんとかならないものだろうか?息子さんは新しいノートパソコンを買っていて、直るものなら自分がこれを使いたい。

 こういう場合、一番安く済まそうと思ったら、オークションでキーボードがちゃんとしている同型のジャンク品を探して、キーボードだけ取り替えるというやり方。

 「ちょっと探してみますので、それからご連絡するということでかまいませんか?」

 探してみると全く同じ型番の、キーボードはちゃんとしたものが安く出ていた。今のところはなんと780円。でも、オークションだから、終了までにどれだけ値が上がるかは分からない。

 「5000円までで落とせれば、まぁ妥当な金額でやれると思うんですがどうでしょう?」

 「えぇ、それでかまいませんので、よろしくお願いします。」

 さぁ、この商品がオークションを見てる人の目にあんまり触れませんように。それとこのオークションの終了時間に僕がパソコンの前にいないなんてことがありませんように。パンッ、パンッ!!

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 仕事仲間の野崎さんがお客さんから預かった、言うことを聞かないNECのデスクトップ機を持って来た。そのパソコンを見ると・・・

 アーララ、僕の机の上に置いてある「いつまで使えるか実験中」のLAVIEと見た目そっくり。コンデンサーなのか何なのか、僕の技術ではまだ直せないチョー小型の部品から白い液がもれてその部品の横っ腹に張り付いている。この実験機はまだ動いているのだが、これまた見た目そっくりの「もっちんさん」のパソコンの時は同じ状態でどうにもならず、処分してしまった。

 野崎さん持込のパソコンは電源を入れるとWindowsXPのロゴマークが出てすぐに電源が落ちてしまう。野崎さんは電源が原因だろうと言っているので、まずはチェック用の新品の電源を外付け状態でつないでみるが、症状は同じ。

 「これも僕のと同じ状況じゃないろうかネェ。」

 白い液がもれる部品は別のパーツを外さないと見えない場所にあるので、それを外してみると・・・

 やっぱり同じ部品が液漏れを起こしていた。これ程同じようなものを見た目ソックリなパソコンで立て続けに見ると、これが普通の状態で実はこれは不具合の原因じゃないんじゃなかろうかと思ってしまう。でも、「もっちんさん」の時には、目の前で白い液体が泡を立てて出て来る場面を見ているから、やはりこれはおかしい筈なんだ。

 こんな小さな部品ひとつで、これほど起動が出来なくなるなんてくやしいなぁ。この部品を取り替える力さえあれば生き返らせることが出来るのに。

 今日のところは断念で残念。

 いつかはこれも直せるようになるのかな・・。