2010年12月11日(土)
12月6日に書いたＹ中さん用のモバイルタイプFMVが届いた。ハードディスクもメモリーもＡＣアダプターも無く、手持ちのＡＣアダプターをつないで起動ボタンを押しても通電すらしない。
でも、これはこれでかまわない。このパソコンを取り寄せたのはキーボードを取り外してＹ中さんのボタンがいくつも取れてしまったFMVのキーボードと交換するために使うためだから。
さて、問題はノートパソコンでも更に小さなモバイルタイプのFMVの分解の仕方。Ｙ中さんのお宅に行ってから方法を探してるようじゃ話にならない。
ネットで検索すると、幸いなことに全く同型機の分解の仕方を写真付きで細かく説明してくれてるページが見つかった。
説明によるとパソコンの裏側にあるネジは全部外すように書いてある。
僕の場合はキーボードさえ取り外すことが出来ればそれで良く、このページの説明はパソコンをバッラバラにする方法なので無駄も多かろうけれど、とに角最初は「素直にまっすぐ言われた通りに」やるのが一番いい。作りを読めない内から応用を利かそうとすると下手をすると使いたい部品を壊してしまいかねない。
ページの中のキーボードを外す手順を済ました時点で、裏面のネジは3本だけ外せばいいことが分かり、他のネジは元に戻す。
しかし、方法は分かったけれど、キーボードを外す時のキーボードを引っ張り出す方向と力の加減は結構微妙な感じ。分かったからと安心して気を抜くとキーボードを壊してしまうゾ、これ・・。
確実に安全に取り出してまた付け換える手応えをしっかりつかむために何度もシミュレーションした。
パソコンをお預かりして手元でやるのなら、一回だけ集中してうまくいけばそれでいいのだが、今回はＹ中さんのお宅を訪問してその場でやる手筈。一番集中してやりたい時に話しかけられたり、携帯が鳴ったり、作業をじっくり観察されて妙に緊張していたとしてもスンナリ出来るようにしとかないとネー。
8回くらいやって、完全に手応えをつかんだ。これなら同系列のパソコンで同じようなことがあっても、今後は確実に処理できる。
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目の前でスピーディにものごとを解決して、「宮城さん、スゴーイ！」と言われて本人も単純に喜んだりしてるけど、ほんとはすごいんじゃなくて、こうやって繰り返し数をこなすから出来てるわけだ。今回みたいにわざわざシミュレーションするというのは珍しいことだけど、そうじゃないものは扱い件数の多さで経験を積んでいる。
それでも出来ないこともまだまだ一杯なんだよネー。果てがないくらい先の楽しみがある。