2011年1月 9日(日)

プロは惜しみない

 今日は神田のO村さんのお店へ。

 O村さんのホームページ、昨日内に文字ベースで出来ることはやってしまって一応体裁は整ったのだが、ここに写真を入れたら良くなる・・、というところに入れる写真が無い。木曜日に写真を撮りに来る予定の方がいらしてその方の写真を頂ける予定だったのだが、その予定は流れたようで・・。

 「一応体裁は出来てるんですけど、やはりどうしても写真が欲しいんですよ。撮りあえず僕が撮りますから、明日そちらに行ってもいいですか?」

 昨日電話して、今日は最低限欲しい写真を数枚撮りに行くことにした。

 行ってみると、人脈が沢山のO村さん、他の写真のプロの人に連絡を取ってその方が写真を撮りに今日来てくれるらしい。

 取りあえず僕なりにカメラをパシャリパシャリやってたら、その方がやって来られた。

 三脚、立派なカメラ、写真を撮る時の位置決めやカメラの設定をジックリとやる感じ。

 最低限必要なものを・・という僕とは明らかに姿勢が違う。

 それはいいんだけど、今日のあさってという時にそういう立派なものを頂くと、逆に大変な作業になる。そういうこだわりのある撮り方の写真データを今日この場でもらえるんだろうか?

 「普段は自分が思うように手を加えてから渡すんですけど、色の調整とかパソコンでやってくれるんでしょう?」

 T島さんとおっしゃるその写真家の方は惜しみなく、僕に写真データを渡して下さった。

 忙しいO村さんがあちらこちらに動いていて出来る待ち時間にT島さんとも会話が出来た。

 プロでありながらも、アマの僕をないがしろにしないその雰囲気。またいい人に出会えたかな・・。

 思うに、写真関連のプロはデータの提供の仕方に惜しみが無いような気がする。舞台仕事でカルポートの幕に大画面の映像を映し出す仕事をやった時にお会いした写真家のK藤さんもそれはそれは立派な写真をまるごと手渡して下さって、僕はプロの技の見本みたいな気持ちでそれを僕のパソコンに残したままにしてある。「使った後は削除して下さい」と言ってもおかしくないことだろうに、今回のT島さんも惜しみない。

 僕もパソコンのことに関しては惜しみなくやってるつもりだけど、「広く、ちょっとだけ深く(浅くはないのだ!)」の便利屋で惜しむほどのものは元々持ってないから、専門家の惜しみない姿勢には頭が下がる。

 写真の枚数が増えて、選択肢の多さに時間を取られるだろうけど、これは大切にしないといけないな。