2011年1月14日(金)
午前中、お伺いしたのは久しぶりの目覚まし先生。
R社のレーザー複合機がB5サイズの用紙トレイをA4と表示して思うようにコピーが出来ない。
「R社の人に一度来てもらったんですけどネ。向うはプロで1分もせずに解決して、アッという間のことで説明も無いから、又同じことが起きてやり方がわからないんですヨ。先生はプリンターのことも分かるでしょう?」
「プリンターは専門じゃないですけど、見ればなんとかなると思います。とに角行ってみましょうか。」
ということで、今日来たのだが、さすがに1分じゃ済まない。でも、プリンタの用紙トレイに貼ってある説明の図面を見たらそれなりに分かる。
その説明を見ながら問題を解決して、その要点を押さえて今度同じことが起こっても目覚まし先生が自分で解決できるように説明する。
「先生はさすがですねぇ。R社の人の時は分からなかったけど、先生の説明だと次からは自分で出来ます。」
プロ過ぎないことも大事なのかも知れない。
もっとも僕がR社の社員だったら、やはり先生が次に同じことで困らないように説明するんだけどネ。
R社さんは「次からは料金を頂きますよ。」と言って、今回は無料でやって行ったそうなので、「やってあげた」という感覚もあったのかも知れない。
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「先生は演歌を聞きますか?」
「エェ、それなりに聞きますヨ。」
「これ、私が焼いたんですけど、差し上げますから聞いて下さい。」
目覚まし先生が嬉しそうに僕にCDを下さった。
あぁ、僕はお客さんのこういう表情を見るのが好きで、この仕事を続けてるんだ。
目覚まし先生はマイペースタイプの人で、時にはこちらが振り回されることもあるんだけど、今日は僕の仕事の原点を思い出せて下さるとてもいい表情を見せて下さった。
このCDはありがたく頂いて大事に聞かせてもらわなくちゃ。僕には宝物になるかも知れない。