2011年1月26日(水)

龍史号、No.2

 今日は龍史君からのノートパソコンをいじっている。

 年末に龍史君からノートパソコンが起動しなくなったという電話をもらい、大道具で一緒だった時にもその話を聞いて、壊れるまで使って、いよいよ壊れたら分解して遊ぶから戻して頂戴ということで、今年に入ってから僕の手元のノートを龍史君に渡していた。

 龍史君は元々は僕のパソコンの先生だし、惜しげもなく自分が使わなくなったパソコンを僕に回してくれたりして、僕は随分と世話になりっぱなしだから、これくらいのことをしてもまだまだ返し切れてない。

 ところが、僕がパソコンを渡したその日に、龍史君のパソコンは復活した。そのパソコンも僕の実験材料としてもらう予定だったのだが、直ったのならそれは別の話。

 それなのに、龍史君はそのパソコンをリカバリーまでして、僕に回してくれた。動き自体は僕からのものの方がいいからそれを使うということなのだが、リカバリー後の龍史号NO.2は、スペックは別にして結構動きがいいように思う。

 おしむらくはキーボードのキーが1個無くなっているので、これはあんまり「あれもこれも」と欲張らずに、音楽再生専用機にしたらいいんだ。SonyのVAIOらしく独特なところがあって、このパソコンはディスプレイの両脇にスピーカーを付けて、通常のノートよりもいい音を楽しめることを売りにしている。中古のパソコンを売る時は、自分で使いながら動作確認をし、そういう現役機をお客様に渡すようにしようと決めてから、実用の一方法として音楽再生機として売り物を使っていたのだが、年末年始で在庫二台とも売れてしまって、僕の手元には音楽専用機がないんだよネー。

 このノートだけで何かしようとすれば出来ることは限られるが、僕の環境で無線でFreeNasのファイルサーバーとつなぎ、それとネット上のGrooveSharkなどの音楽サイトも利用すれば、無限の価値のジュークボックスになる。

 パソコンで音の良さを追いかけたところで、ステレオからの低音は出ないけど、これはこれでなかなか楽しいゾ。

 僕はお金はともかく、モノに関しては何故かどんどん集まって来る人間。

 かくして、「物質的な豊かさよりも心の豊かさ」なんて言いながら、僕は大変物質に恵まれた生活だ。