2011年2月20日(日)
あぁ、帰るのがもったいないなぁ。
でも、W田さんは若いシと一緒に仕事に出ちゃったし、帰らんとイカンねー。
これぞ田舎の原風景。
山奥にポッカリと開けたところに家が数件。田んぼには昔懐かしいワラグロが当たり前のようにあって、山肌には雲というか霧というかモヤがかかり、その上には空、地上には雪が残って・・・
W田さんがホームページでこの場所を桃源郷と言ってるのが理解できる。
中央からの遠さからいってもここは桃源郷かも。
で、W田さんは、これもホームページでの表現だけど、「土佐の仙人」なわけ。
ほんとに、いろんなところがあるんだねぇ。
そういうところへ異物混入、都会派(?)の僕が来て、やけに気に入ってしまうのはこれまたどういうことなんだろうねぇ。
春野の芳原とか、佐川の修愛さんのとことか、そういう風情が好きな僕だから、こういう風景にすぐ馴染んでしまうのはまぁ自然と言えば自然なんだけど、こういう風景、初めて来ながら、懐かしさがあるんだよなぁ。
こういう場所が廃れずに、いつまでもあってくれればいい。
山を維持しようと思えば、その場所に住んでいないととても管理できるものではない。遠のいてしまうと、山は荒れてしまう。
それがW田さんがこの桃源郷に住まわれている理由。そしてネットがあれば、この山奥ゆえに逆に世界の様子が高い位置からようく見えて来る。
W田さんのネットに対する考えは、ネットは田舎でこそその価値が存分に発揮されるという僕の意見と一致した。
まぁ、話が弾むわけだ。
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きっと又ここに来ることになるだろう。
そう思って、今日はこの地を去ることにした。