2011年2月26日(土)
昼一番、「売れてない漫画家」のT島さんのところへ。
パソコンが似合わないのが素敵な人なのに、T島さん、最近は今年の正月に奥さんが僕から買ってくれたノートパソコンでYOUTUBEを楽しんでいる。T島さんは映画や落語の話をし出すと滔々と言葉が流れ出てくる人なのだが、なんと音楽面でも好きなものが一杯あって、YOUTUBEを見ていると貴重な映像が沢山出て来るらしい。
でも、T島さんは見た目には分からないのだが目が随分と近いらしく、動画を見るのに小さなディスプレイにウンと顔を近づけないといけない。動画を再生する時にクリックするボタンも小さくて不便だし、日によって検索結果に表示されるよく見る動画の順番が微妙に変わるのもしんどいこと。気にいった動画をパソコンにダウンロードしてDVDにし、テレビの大きな画面で見れないだろうか?
「簡単に出来ますよ。」
でも、やり方は簡単だけど、やることはかなりの手間と時間がかかる。いずれ方法だけ教えて、作業は自分でやってもらおうと思っていたのだが、今回はとりあえず僕に頼んで、毎日でもテレビで見たい動画があるとのこと。それはT島さんが一番好きなサルサのバンドの動画。
行ってみると、T島さんは見事な方法で、自分が欲しい動画に至る方法を絵にして用意していた。それは映画撮影やCM作成に用意された絵コンテのように見える曲の一覧。
○アーチスト名で検索すると出て来る検索結果一覧の中の9番目にこの曲がある。
○その曲の動画が終わるとその画面の下に表示される4つの類似動画の中の左から2番目に次に欲しい動画があって、
○その再生が済んだら、次は右にある類似動画の一覧の上から14番目に次に欲しい動画ある。
○似たような動画がいくつもあるから、最初に表示される画面を絵に描いて、
○この動画は何分何十何秒でこれまでの再生回数が何回ということも書いちゅうき。
オー、これはすごいワ。ここまでしなくても、上手に検索すれば目的の動画に行き着けるけど、そういうことに慣れていないT島さんが僕に自分の欲しい曲を伝えたいがために取った方法がこの一覧なわけ。
あぁ、このアナログな感じ、いいなぁ。やっぱり絵を書く人はこういう伝え方が出来るんだ。
すんごい価値のあるものをもらったような気がする。これはその内価値が出るかも知れん!!
と、思ってたら、この紙は自分にも便利だから戻してくれとのこと。
少し方向性は違うかも知れないが、自分でもこの価値が分かってるんじゃん(^.^)
全14曲、方法は簡単(僕ならかも・・)だが、手間と時間はかかる作業。イザ、手を付けようか。