2011年2月27日(日)
今日はOFFのつもりは無くて、少人数での温泉行きを一度は辞退していたのだが、我が娘が僕も行くものと思っていたのが嬉しくて結局行くことにした。
行った先は別府峡温泉。
高知市内からは結構離れているが、義理の弟は運転が全然苦にならない人なので、僕は無責任に助手席に座っていればいい。また、この義弟はあちらこちらの温泉や土地の事情に詳しくて、道中での話も面白い。
別府峡に至るくねくね道の途中にもあちこちに温泉があるのだが、それらは温泉好きのU田さんとネットで調べたことがあって、名前を見ると「おう、U田さんはこういうところへ、何度も来ていらしたんだ」の思い。
「土佐山田に橋を渡って行き着く温泉があるんだよネ。」
「うん、もうちょっと行ったところにある『夢の温泉』や。」
「そこの鮎が昔はすごくおいしかったんやて。ほんで、なんで『夢の温泉』という名前かというと、その地区の名前が『夢野』というところで、『夢野』の野をひらがなにして、土地の名前と「夢のような」という意味をかけてつけた名前なんやて。」
ほとんどは義弟の方が土地の説明をしてくれるが、時には僕もネットで覚えた薀蓄を並べて「へーっ!」と言わせる。
日曜だし、温泉だし、別府峡もこの前の木の香温泉みたいにそれなりに人もいるのかと思っていたら、湯船は貸切状態だった。
これはいい。体も芯から温まる。
帰りにはこちらのパンフレットを2部もらって来た。
これを見ると、又、U田さんがよく温泉巡りをされていた頃のことを懐かしがられて、いろんな話が聞けるかもしれない。
温泉に行くなんて、以前の僕は全く発想しないことだったのに、これもU田さんの影響だな。
ここは秋の紅葉がきれいなところで、ついついデジカメを持っていったが、もっちろん!森の木々は緑なのであった。
きっと、ついこの前までは白い雪に覆われていたのかも知れない。