2011年3月21日(月)

用意周到の術

 おくふじ新聞のK松さんから印刷の不具合の電話を頂いた。いつだったかも、新聞紙面の一部分だけ色が出ないという首をかしげるしかないような不具合があって、そのファイルを持ち帰って我が家で印刷するとちゃんと印刷出来たということがあった。プリンターのせいなのか、新聞作成ソフトのせいなのか、はたまたパソコンの調子の問題なのか、行って首をかしげてるだけじゃ話にならない。

 今日は、用意周到で訪問。僕のノートパソコンに新聞作成ソフトをインストールしたもの、それと僕がいつも使っているプリンターを車に乗せて訪問した。

 軽いもの順で、まずは僕のノートパソコンとK松さんのプリンターをつないで印刷してみる。これでパソコンもしくは新聞作成ソフトが原因の場合はきれいに印刷されるはずだ。→変わらず印刷結果が悪い。

 ということはプリンターかぁ。車に乗せてある重いプリンターを持って来るか・・。

 でも、その前にユーティリティでヘッドクリーニングやらローラーのクリーニングやらやってみよう。

 これでうまく行った。プリンターを持って行ったことは活きなかったけど、用意周到だったからこそ、落ち着いてこの結果に行き着いたような気もする。クリーニングでうまく行かなかった場合、プリンターを持って行ってなかったら後の方法が又後日・・なんてことになりかねないから、この用意周到は必要だったのだ。

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 昨日預かったK寺さんのノートは昨日じゅうにリカバリーを済ましていたので、今日のお昼にお届けした。K寺さんは僕がきのうお伝えしたDVD編集作業でちょうど分らないことが出て来ていて、この訪問はちょうどいいタイミングだったようだ。

 そのあとは潮見台のS氏のところへ。前回、今まで奥さんが使っていたノートを別のものにした時、奥さんのメールの設定をしていなくて、そのことで今朝電話をもらったので、南国のお客さまのところへ行く前に寄ることに。メールのIDやらパスワードの紙を出しといてとお願いはしておいたが、もしもに備えて前回もらって来たノートからメールのアカウントをエクスポートしてそれも携えて訪問。S氏の奥さんはメールの情報を書いた紙を出しておいてくれたので使うことにならなかったが、これも僕なりの用意周到の術。

 今日の最後は南国のO崎さん。ACアダプターかもしくはノートの電源受け側の不具合と思われるトラブルをお聞きしていたので、僕はテスターと、同じメーカーのACアダプターを2個用意して行った。おかげで電源問題はそれなりに原因予測が付いた。どうもマザーボードの受け側の問題のよう。アダプターの挿し方でしばらくは使えそう。このパソコンはもう8年以上使っていて、マザーボードを剥いで治すほどのことをやるには、ちょっと悩む面もあったものだから、しばらく騙し騙し使いながら次の購入も考えてみるという終わり方だったわけ。

 そのかわり、念のためにバックアップの仕組みを作って、データは確実に守れるようにした。

 このバックアップに関してはかなり喜んで頂けた。

 「買っておいた外付けのハードディスクがこれでやっと活かせました。大事なものは今日の作業で外に残せたし、今後のやり方も分かりましたし・・。」

 玄関を閉めた後、中から奥様がO崎さんに「良かったねぇ」とおっしゃっているのが聞こえて来て、これは僕も嬉しかった。

 お客さまの要望にすぐに応えられるように、場合によってはお客さまが知らないことでもお勧めできる提案がすぐ提供できるように、僕は主だったお勧めソフトをUSBメモリーに入れていつも持ち歩いている。

 用意周到、準備万端、は常に心がけときたいもんだ。