2011年3月26日(土)
昨日預かってきたもっちんのパソコンは、U田さんのお宅から帰って来てからリカバリーした。元々VISTAが動くスペックのパソコンにXPを入れているので、リカバリーも、その後のアップデートや必要なプログラムのインストールもスピードが速い。
今朝はその最終仕上げをして、さて今度はN村さんから預かって来たデスクトップ本体にかかる。
CPUファンをとめるためのツメのひっかかり部分が折れている。気にせずに留め金を外してヒートシンクにファンをネジ留めすることを考えたが、そうするとヒートシンクを押さえるものが無くなることに気がついた。これじゃあ、パソコンを運んだり、縦置きにしたりすると、いずれヒートシンクとファンはカンラカラカラと落ちてしまう。
かくなる上は、原始的な方法でいくか。
ヒートシンクとファンを固定する囲いの下から針金を通して、ヒートシンクとファンをその囲いにしばりつけた。ホントはインシュロックとか使うとそれらしく見えるのだが、細いものでもその厚みが障害になる。その点、針金なら細くて強い。
かなり強引なやり方だが、CPUとヒートシンクをピッタリと密着させれば熱を逃がす本来の役割はこれで果たすことが出来る。
純正の囲いを探してたら、部品取り用のパソコンを取り寄せるのに時間とお金がかかるからねぇ。N村さんはダメなら処分ということも考えておられるから、この原始的な方法でOKと判断しこの方法を取ったのだが、その後のパソコンの正常な動きを見るにつけ、「我が意を得たり!」の思い。
今日使ったのは「何がなんでも!の術」。
こういう原始的な方法を思いついて実行に移せるのは、ものごとに捉われていない自由な精神の超アマチュアの時か、経験数を積んで、原理原則をたどれば方法はどうでもいいんだと思えるようになってからの二パターン。中ぐらいに分っている時には、思いついても確信が持てなくてなかなか手が出せない。
そういう意味では僕も成長したのかも知れない。もしかしたら、超アマチュアのままなのかも知れないけど・・。
コンデンサ交換にこだわったり、バラせるものはなんでもバラしてみるというようなことが、こんな時に役に立つようだ。