2011年4月 9日(土)

春野吉原近辺2件

 今日は春野で二つの訪問仕事。

 元々は吉原のSumaさんのお宅でのネット接続その他、2月に頂いたパソコンとプリンターの購入から使用までの仕上げ一段階がメイン。

 そこへ先日この日記に書いた平和団地のK村さんが昨日電話を下さった。

 前は見れていたPDFファイルが見れなくて、自分でいろいろやっているがうまくいかない。

 「偶然ですけど、明日春野に行く用事がありますんで、その前にちょっとお伺いして見れるようにしたいと思いますがどうでしょう?」

 パソコンをリカバリーすると最初はPDFリーダーが入っていない。インターネットやメールでPDFものに遭遇して、その時画面に表示されたメッセージを辿りながらPDFリーダーはパソコンに入る。でも、PDFに関してはいずれ遭遇することは分かっていることだから、リカバリー後に意識して入れとくべきだった。

 しかし、見事なタイミングで電話を下さったものだ。Sumaさんのいらっしゃる吉原って、平和団地からはすぐそこのところなんだ。

 PDFの件は10分で済んでいざSumaさんのところへ。

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 インターネット接続、プリンターの設置とドライバのインストール。パソコン関連の作業をするが、Sumaさんのところに伺った時はそういったことよりSumaさんとの会話の方に価値がある。

 今日はどんな話をしたんだっけ?

 人ひとりの一生じゃ足りないくらいやりたいことが沢山ある。草木染めもしてみたいし、あれやらこれやらどんなに時間があっても足りない。

 草木染め・・、いいなぁ。僕もやってみたいことなのだ。縄文時代の筒ッポみたいな自然素材の簡便な服を(その時代に直接見たわけじゃないけど・・)、自然に生えている植物で染めて、服はそれぐらいがいいとさえ思っている。そういうテンポで生きてれば、一方で震災で困っている人を助けながら一方では科学の最先端の兵器で自然災害に似たような打撃を敵に浴びせるというようなことはする気がせんだろう。

 でも、それをしないと相手がそれをするかも知れないわけで・・・、人間というのはやっかいな存在だ。

 「企業コンサルタントの偉い先生が講演をして、『世の中が便利になった今、自然に帰れなんて言われても皆さんもう戻れないでしょう?』なんて言ったりするけど、僕、その度に『いやいや、戻れますヨ』って思うんですよねぇ。」

 こういう発言がSumaさんには分かってもらえる。

 パソコンの仕事していてこんなこと言うのは自分の首しめてるかも知れんけど、便利な世の中で先生と呼ばれてちょびっと上の方にいる人より、地を這うように生きている一般庶民の方が真実に近いところにいるのだ。

 地を這えど、心自由なれば、その身空をも飛ぶらむ by GUSUKU

 って自由もあるし、思うようにならないでいて、案外僕はいい場所にいるのかも知れない。