2011年4月13日(水)

粘らないことも・・

 今日は、この正月に「売れてない漫画家」田島さんのお宅から引き取ってきたパソコンを分解。

 BIOSは見れるけど、CDドライブからの起動が出来ず、きっと中にあるであろうリカバリーデータ領域からのリカバリーも出来ない。このパソコンの不具合の原因は分かっていて、それはいくつかのコンデンサーの膨張。この、不具合がいくつも重なっているように見える状況が、コンデンサーの交換だけで改善されるものなら、それを実現した時の達成感はなかなかのものだろう。

 という気持ちで取り組んだんだけど、省スペースタイプのこのパソコン、小さな箱から飛び出すような部分までマザーボードと一体になっていて、どうやってこのマザーボードを入れたのか、そしてどうやったら取り外せるのかが見えて来ない。普段は外さないマザーボードの下側のケース部分も外せばなんとかなりそうだけど、今度はそれがなかなか外れず、力づくでやったらプラスチック製のケースが割れそう。

 この手間をかけた挙句、実りの無い結果になることを考えると時間がもったいないような気がして、これはもう処分することにした。

 分解の経験値を上げ、うまいこと治ればなおラッキーということでやってることだけど、それに加えて処分促進モードも入っているのでこういう選択をすることもある。

 今日はさらにもう二台に着手。

 K澤さんからのノートは今では貴重かもしれないWindows95だったけど、僕にはそれに骨董的価値を付けて売る能力はないので、ハードディスクを外して、あとは処分することに。外したハードディスクは後日更に分解して、人様の個人データは完全に処分する。

 数年前にA田さんから頂いて来たデスクトップ機は蘇った。

 三台分解して二台が処分で、一台が蘇ったことになる。

 この割合がどうであれやろうとしていることは前進しているナ。

 この調子で、もっとスッキリしなくちゃ。粘らないことが大事な時もある。