2011年4月17日(日)
南元町のE川さんは「ホームページを見ました」ということで先日メールを下さった。
6月に飲食店を開業するにあたって、ブログとか案内状とかいろいろ準備しているがよく分らないことがいろいろあって、まずは名刺の作り方を教えてもらえないでしょうか?
オウ、南元町と言えば僕の住む旭天神町とはすぐ近く。
地産地消、「町のパソコン屋さん」という有り方に価値を感じている僕にとってこれは嬉しい話。しかもそれが世界とつながるインターネット経由で話が入るというのも楽しい。町単位で小さくやりたいのか、広範囲に広がりを求めているのかよく分らない喜び方ではあるが・・(^^)
行ってみると、E川さんはパソコン用の名刺専用紙、それとデザインや背景画像、イラスト集のCD付きの本も買ってあって、ものは全部揃っている。
じゃあ、いろんな用紙を売っているメーカーが無料提供している便利なソフトをインストールして使い方を覚えれば名刺は簡単に作成できる。
こんな時に僕がお客さんに紹介するのはエーワンという会社の「ラベル屋さんHOME」なるソフトなのだが、E川さんが買った名刺用紙のメーカーはエレコムで、ミシン目で切り取るタイプじゃなくて規格が少し違う。これがミシン目タイプなら、メーカーが違っていても大抵規格が同じで流用できるのだが。
「じゃあ、ちょっとエレコムのサイトを見てみましょうか。」
エレコムさんもそういうソフトを提供していたので、それをダウンロードしてインストール。
「ちょっと待って下さいね。このソフトの作りを一通り読み取りますので。」
ラベル屋さんの方をさんざん触っているから、こういうソフトの骨子はすっかり分っている。後はどのボタンを押せばどんな入力枠が出て来るのかなんてことが分かれば似たような作業で名刺でもなんでも出来てしまう。
「ハイ、分りましたんで、作業にかかりましょうか。」
3分後には、まるでずっとこのソフトを使っているかのように説明をする。
E川さんも自分でなんとかしようと悩んだ上での僕への依頼なので、飲み込みが早い。
E川さんが出そうとしているお店は料亭というほど高級でもなく、だからといって居酒屋ほどにはくだけていないお店だとのこと。書道家であるお母さんが書いた店名の筆文字をスキャナで読み取ってすぐに和風な名刺が二種類出来てしまった。
今日はとりあえず名刺の作り方ということで来たのだが、ウィルス対策が二重になっていることに気が付いて、説明した上でその場でひとつを削除したり、お店に流す音楽のことを聞いて便利なサイトをお教えしたり、何でも屋タイプの僕はE川さんの今の状況とは相性がいいように思う。
「また何かあったらすぐ来て頂くと思いますんでよろしくお願いします。」
まぁ、ありがたいお言葉。末永くお付き合いできますように、こちらこそよろしくお願いしまぁす!!m(__)m