2011年5月28日(土)

お琴の会、お手伝い

 午前9時、カルポートの小ホールへ。

 大ホールでは日本舞踊の「白鷺会」をやっているが今日の僕は小ホールだ。

 ものは「筝曲 結の会・三人の会共催 演奏会」っつうんだけど、これは「病院に潜むアーチスト」、谷病院の検査技師N井さんが主催するお琴の会なのだ。

 N井さんからは去年からお手伝いの話を聞いていたので、今月になって聞いた「白鷺会」の方は欠席と相成った。

 大道具というよりは、琴・三味線の楽器屋さんの指示のもと、舞台転換時のお琴運びと配置のお手伝いになるはずだ。大道具的なことと言えば、金屏風を二度ほど飾るくらいかな。

 この金屏風、大ホールで日舞の会をやっている加減で小ホールで借りれなくて、僕がネットで調べ、N井さんがそれを元に手配して取り寄せたもの。金屏風というよりは金屏風風のパーティションといった感じかな・・。

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 いろんなことが新鮮だった。

 楽器屋さんが到着するまでは、尺八で出演、兼、転換時のスタッフであるN野さんがやっていることを見よう見真似で、琴を運んだり調律をやったり。調律なんて僕に期待されてることじゃないんだけど、この会の自由な雰囲気のおかげでこっそり僕も調律したりしただけのこと。音が出るものには興味がある。

 まぁ、ソコソコ調律が済んだ琴をはじきながら目の前の琴の音を合わせるだけのことで、どっちみち後で係りの人がチューナーを使って調律しなおすのだから、楽器により慣れるということでこういうお遊びはやった方がいい。

 大阪から楽器屋さんが着いた後は、袖裏にはさらに大量のお琴が立てかけられて・・。

 「普段は日舞とかに関わっていてこういう会は慣れてないんで、足を引っ張らないように、でも手足としては役に立てるように使って下さい。おっしゃっていただければ何でもしますんで。」

 こっちが出来ないことまでやろうとしてやり方を聞いてばかりいたら逆に足を引っ張ってしまうし、かと言って、なんでもかんでも簡単なことばかりやって後はプロまかせというのも気が利かない話で、その場で読み取れるものは読み取って出来ることは手を出すというのがいい形。

 「ありがとうございます。元々僕がやるべきことなんで、助かります。」

 この道専門でやっている楽器屋さんは、しろうとともその道の人ともコミュニケートが出来る良識ある方で、お手伝いの僕をそれなりに尊重して下さって、業界の道具の裏話的なことを惜しみなく話して下さった。

 世間にはいろんな世界があるものだ。

 かくしてお琴の会のリハーサルは無事終了。

 って、リハーサルに無事も不無事もないわけで、明日の本番が無事にことが進みますように・・というのが今日の結びかな(^^)