2011年6月 4日(土)
朝8時半、野市のサンホールへ。今年はサンホールづいてるようで今日も舞台仕事なのだが、今回は大道具としてじゃなくて音出し係としてのお呼ばれ。音響の大きなことも細かいことも分かってないので「音響」なんて言葉は使えない。あくまでも「音だし係」だ。
今日の催しは体操競技会もあれば健康体操、空手の演舞、ヒップホップ系のダンス、バレエもあるというなんでもありな感じ。野市方面で活動している体動かし系の団体を集めての発表会といった感じ?
音出し係が必要な一番の出し物はバレエなのだが、他の出し物の音もみんな僕が出す。音のソースはMDとCDで、曲の頭出しとそれぞれ違うレベルの調整に追われることになるかな・・・
リハを通して音出しのタイミングをメモって行き、本番ではそのメモで段取りを押さえつつ、舞台監督の江野さんのキューの下、再生ボタンON。
江野さんの、こちらの様子を把握しながらの落ち着いたキューの出し方は気持ちが良かった。ガヤガヤじゃなく静かな会話をしているようなキューとON。こちらは舞台の様子と江野さんだけに集中してればいいのだが、江野さんはそれを出演者、照明、アナウンス、そして僕に向けてやってるわけで、舞台監督ってのはすごい。
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「ほんとに楽しそうに仕事をしてますねぇ。いつも音響のお仕事をされてるんですか?」
会主の先生が会の合間に僕に話しかけられた。
アーレー、次の曲の準備やキューに集中してる時以外、僕は舞台に流れる音に合わせてリズムを取ったり踊るように体を動かしてたからなぁ。
「いいえ、音が鳴ってるとついつい体が動いてしまうタチで、ホントはハラハラドキドキなんですよ。ただ、どうしても体が動いてしまって(^_^;)」
プロというものはほんとにさりげなくて、おるやらおらんやら分らない内に確実な仕事をするから、袖裏で目立たない。
音に合わせて反応しまくりの僕はそれこそ、「音出し係」なワケだ。
それ以降は少々大人しくなったミヤギ君なのであった。