2011年6月18日(土)

日高村、再び

 午前10時、日高村のM荘さんのところへ。

 前回のM荘さん宅訪問は3月19日の日記に書いている。それから3ヶ月、いよいよピカラの回線が開通した。

 村全体で取り組む防災システムの関係で、日高村でのヒカリ利用はADSLくらいの金額で利用することが出来る。ちょっと見便利じゃない田舎ほど力を発揮するインターネットがとっつきやすい金額で利用できるというのは素晴らしいことだ。この波が逆流して、町中のインターネットももっと利用しやすい金額になったらいいのになぁ。羨ましい話だ。

 「遠いと思いよったけんど、回数が増えると結構近く感じるねぇ。」

 「そうやお?近いろう?」

 M荘さんのお宅では、以前の話とは違う予定外の作業も発生。

 光導入機器からこちらがわのLANケーブル関連はヒカリ配線の業者さんは普通やらないのだが、最初の話ではそれもやってくれるということだった。しかし、実際ヒカリの業者さんが来て見ると、それはやることはやるけれど、別途手配して1週間後に結構な追加金の下にやってくれる作業だということが分った。

 M荘さんはその時点で僕に連絡をくれた。

 「エー、そんなお金取るの?大丈夫だよ。僕もそういう作業をする道具は揃えてるし、その何分の一で出来ることだから。」

 というわけで、今日は接続設定に加えて、LANケーブルを配線する作業も・・。M荘さんはLANケーブルをどこをどう這わせるかしっかりと考えてくれていて、おまけに僕の作業がやりやすいように次々と手を貸してくれたので、作業は最短の時間でやることが出来た。

 「もっと時間がかかるもんやと思うて用意しちょったがやけんど、これ持って帰って食べて。」

 お弁当まで頂いてしまった。それと、M荘さんの畑でとれた野菜のあれこれも。

 まぁまぁ、これは完全な「優遇措置」だ。ありがたし。

 「近い(!)ことやし、これからも月に1ぺんばあ、来て下さい。」

 この先、日高村のこの地区の風景をまた見れるかと思うとそれも嬉しい。季節ごとに違う風景が広がってるはずなんだ。

 いい日だったな・・。