2011年7月 9日(土)

Y本さん、シルクのあれこれ

 昨日U田さんのところでの映画タイムの直前にY本画廊のY本さんが電話を下さった。映画タイムには僕は携帯の電話を切ることにしていて、そのために取り出した携帯が目の前で鳴り出したという絵柄。

 ご用件は、先日、出かけて行って直したXP機が又同じ症状になったとのこと。

 今日の午前10時、Y本画廊さんへ。

 Y本画廊さんの1階は以前は車庫だったのだが、今日行ってみると何かの店舗に改装されている。どなたかに貸してるのかな?

 当然、その話から始まる。

 「まぁ、入って、見てみん?」

 貸してるんじゃなくて、Y本さんが何か新しいことを始めたらしい。

 それは・・・、

 古い着物の布をほどいて洗い、色留めの処理を施した上で、別のものに蘇らせるというもの。

 シルクケットなるタオルケットのシルク版だったり、オールシルクのパジャマやアロハなど、何でも出来る。そしてシルクで作ったそういうものは軽さ、通気性など、一度その味を知ってしまったら、タンスの中を全部そういうものに変えたくなるようなものだとのこと。着物の柄を活かして、世界にひとつしかないシルクの服、寝具、その他いろいろ(きっと・・・)。

 まだ始めたばかりで宣伝もしていないのに先の予約が入って、いずれは1年くらい待ってもらわないと行けなくなる可能性もあるみたい。

 さすが画廊さんというか、目の付け所が違うなぁ。ご自分も和裁をやっていたこともあるし、義太夫を習っていたこともあって、Y本さんは元々和の世界に近しい人。儲かる事業を・・という発想ではなく、自分が自分のためにやってみて良かったから・・という発想で始めたことで、お値段もそういうお値段。

 だから、ちょっと声をかけたところから回りに広がってはやくも予約が次々入っているのだ。

 おう、こういう仕事のあり方は理想だなぁ。

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 って、パソコンのことは何も買いてないな。

 こちらは今までのパソコンも使えるようにしたけど、「こういうのもありますよ」と念のため持って行ったものを、その場で買ってくれたY本さんなのであった。

 前のパソコンが中古ながら5年も活躍してくれたことで、もう休ましてあげた方がいいと思ってのことみたい。