2011年8月17日(水)

水曜、変則U田さんの日

 年に一度、今日は変則、U田さんの日。

 いつもは金曜日がU田さんの日なのだが、夏のこの時期、徳島のバレエ教室の舞台仕事があって、この時だけ曜日を変えて頂いている。

 今年もその時がやって来たというワケだ。時が過ぎるのは早いもの。

 今日は、神戸から来ている孫の勉強を見る最後の日でもあるのだけれど、U田さんとの映画タイムもちゃんと取った。

 見た映画は新藤兼人監督の「母」という作品。新藤兼人監督は99歳で新作の映画が封切られたばかりの「時の人」なので、ケーブルテレビの日本映画専門のチャンネルなどで特集が組まれていて、今はいろんな作品を見ることが出来る。

 「生きる」ということが監督の永遠のテーマなのだと思っていたが、その反対側にある「死」といういうものも真っ直ぐに見つめてこその「生きる」なのだと思わされる映画だった。

 少し遅めに帰った我が家、孫の勉強は先に三女・四女が見始めてそのまま時間が遅くなり、僕の出番は無し。

 「U人、あんたの合言葉は何やったか言うてみて。」

 「エート、合言葉は『ゆっくりと』、それと『見直して』・・・。」

 「そういうことや、見直すのも全部やってからじゃなくて、一行一行見直してから先に進むがで・・。」

 これが僕の最後の助言。

 あっという間の1週間だったなぁ。ン?それとも10日間くらい?

 それも分からないくらい、時は早く過ぎ去る・・・