2011年10月20日(木)

出来て当たり前、but 奥も深し

 谷病院、先週やった作業は電源の改造ということで、僕にとってはチャレンジ系の仕事だったが、今日行って谷君から聞いたのは音処理の作業。

 とある精神科関連協会の県大会の様子を録音した3時間強のカセットテープがあって、それをパソコンに取り込み、必要な場所だけ抽出してCDに焼く。

 適切なボリュームでのパソコン録音と要所要所の内容記録→0デシベルへのノーマライズ→音の極端な強弱を平均化する音圧の平均化→切り張り処理での必要部分だけの抽出→CD化

 慣れない内は(10年くらい前のこと)かかりっきりだった作業が、別の複雑な作業をやりながらでも当たり前に出来る。

 そうか、沖津電気さんがなんでもないようにやってしまう配線関連の作業に当たるものが、僕にとってはこういう音処理、動画処理なわけだ。

 切り張りが主だから大したことはやっていないのだが、この「出来て当たり前」感とか、やりながらの手応えというのはもしかして僕には宝物なのかも知れない。

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 谷病院のあと、春野のモデラー(プラモデル愛好家)のN内さんのところへ。

 昨日、Maoさんのところのヒカリのことを書いたけど、N内さんのところも最近になってヒカリが使えるようになり、早速に光を導入した。N内さんのパソコンはXPのサービスパック2。少し前まではサービスパック1はともかく2まで行ってれば大抵のことは出来ていたのだが、N内さんが全自動的な設定ツールで接続設定をしようとしたらその仕組みはサービスパック3まで行ってないと使えないようになっていた。

 その代わり、ホームゲートウェイの手動設定の画面を出してくれるのだが、そのページでID・パスワードを入力しても全然つながらない。それで僕にSOSの電話をくれたわけ。

 N内さんのお宅はヒカリ回線はNTT、プロバイダはYahooだ。YahooはADSLでNTTをおびやかすくらいの広がり方をした。回線もプロバイダ事業もひっくるめてやるので、ユーザーとしては簡単だし、それ以上にあの頃のYahooは強引で勢いがあった。(NTTがたっすかったのかも知れん。)

 でも、ヒカリに関してはひっくるめパターンではあまり広がらなくて、「ひっくるめ」プラス「NTTと組んでのプロバイダ業務のみ」というのもやっている。

 「Yahoo With Flet's」みたいな名前なんだけど、僕はこれ初めてだ。

 でも、状況からすると接続IDとパスワードの問題だけなんだよなぁ。N内さんは接続の資料として「これやろか、アレやろか」とNTTからの通信物とYahooからの通信物を交互にしかもバラバラで出してくるんだけど、どう見てもYahooのID・パスワードさえ正しければつながるはず。

 N内さんの格闘のあと=散乱した資料を系統立ててまとめ、じっくりと読み込んで行くと、Yahooの説明書の中に、手動設定の場合はこんなふうに・・という説明があった。それは、まるで入力例のように見えるのだが、その中身を確かめるとそれはN内さんだけにあてはまる個別の設定内容。印刷がさりげなくつながっていて、説明のためのサンプルにしか見えなかったんだねぇ。

 ヨーシ、これが分かれば後は簡単。つながるまでに2分?1分?というくらいだった。

 分かってしまえばなんでも無いことだが、ここに行き着くところが僕の仕事というべきか・・。つながらないとあせってしまって、目の前の入力欄にNTTのID・パスワードを入れるべきなのかYahooのID・パスワードを入れるべきなのか、はたまた、それぞれのID・パスワードは自分がそうだと思っているものでいいのか、どんどん迷子になって行くからねぇ。

 お役目が果たせて良かった。

 そして、N内さんのプラモの最近の作品を見せてもらえたのも良かった。ジオラマにちゃんとドラマ設定があるんだよなぁ。

 すごい!!そして、プラモの話をする時のN内さんは永遠の少年だ。

 彼には彼の、出来て当たり前、プラス、やれどもやれども奥の深い世界があるんだよね。