2011年10月22日(土)

新しくて、再会、S田さん

 今日訪問した新しいお客様のS田さんは木曜日、僕が谷病院にいる時にお電話を下さった。

 「私、仕事をしながら大学院にも行っていて時間が無いものですから、ソフトの扱いはともかく、パソコンの機械的なことに関してはどなたか、みんなおまかせ出来るような方を探してたんです。宮城さんはそういうことお願い出来るんでしょうか?」

 出来ると思いま〜す!!と叫んだのは心の中の調子のいい軽〜いタイプのミヤギ君。良識あるオモテ側のミヤギ君は一応まともな応えを返す。

 「今日お聞きしたウィルス対策のお悩みを解決するために一度お伺いしてお会い出来たらいいと思うんですけど。」

 仕事をしながら大学院・・・、声は若かった。お住まいは○○・・。30代くらい?

 普通こういうことはしたことが無いのだが、今回は不思議に気になってネットでS田さんのお名前と「大学院」という言葉とお住まいの場所をキーワードにしてネットで検索してみると・・・

 徳島新聞で、息子さんと一緒に徳島大学の薬学部大学院に合格したS田さんという方の記事が出て来た。それは3年前くらいの話。

 オー、いろんなことが一致してるヨ。電話を頂いたS田さんはこのS田さんなのだ。声は若かったけど、同年代なんだねぇ・・。

 「お客様は有名人」というのが今日の日記のタイトルになるのかなぁ・・、と思っていたのだが・・・

 行ってみて、作業をしながら会話して、ネット検索で出てきたS田さんはもちろん今日のS田さんだったのだが、なんとこの方は僕がいた医療法人にいた方で、その病院のOB会では同じテーブルに同席した方だった。その時はどちらもOBの方をおもてなしする側にいたと思う。

 何がいつ、どんな形でつながることやら・・。OB会の酒の場で、そのころの看護婦長と立場ゆえのカラオケ、デュエットソングを歌った後で、S田さんがやたらと驚いたように「お上手、スゴイ・・」と誉めて下さったような・・・

 今日のS田さんはそこまで思い出しはしなかったと思うけど、「どこかでお会いしてませんか?」と先に言って下さったのはS田さんの方だった。

 人をそらさない、心配りのある方。

 パソコン回りの人間として初めてお会いして、それが実はまんざら縁の無い人間ではなかったことも分かり、S田さんはそのことをとても喜んで下さった。

 それは僕にとっても、とても嬉しいこと。

 ほーんと、人の縁とは不思議なものだ・・・