2011年11月 1日(月)
今日は短大授業の日。
授業をやるにあたっては、この教科書に沿って・・という本もあるのだが、自分の言葉じゃないと人にものを伝えられない僕としては、極端にその教科書から逸脱しないように気を付けながらも、自分の経験や授業準備で得た情報など、なるべく自分が責任を持てる話をするようにしている。
ところが、今日の内容は教科書の方も内容が薄くてこれをどうしたものか・・
心配性的な前準備の堂々巡りを繰り返し、このままじゃ逆に自分がマヒしてしんどくなることに気が付いて、学校に出かける直前には全然関係ない玄米のモミ取りをして気をまぎらせてから出かけた。(この玄米は水につけておいたので帰って来てから圧力鍋で炊けばいい、って、ホントに関係ない話か・・(^_^;))
こんなんでいいのかネー!?
授業の結果からいうとこれで良かったみたいだ(^_^;)
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今日は授業前の非常勤講師の控え室でいつもお会いする先生と少し突っ込んだ会話が出来たのだが、先生が本業の人でも、その日の授業が済むまでは落ち着かないんだって。
「こういう教える側の感覚って、生徒の側からはなかなか見えないことですしねぇ。」
オウオウ、そうなんだヨ。先生のプロでもそう思うんだ。
「毎回生徒の反応も違うし、授業ってプレゼンみたいなものだから、生徒の反応あってのことだし、毎回同じじゃないですもんねぇ。聞くだけの授業と、実技っぽい授業では、良く話を聞く子と私語をする子の立場が逆転するようなところがあるのもいつも感じるところなんですよねぇ。」
「私語をする子は、聞くだけの時は不真面目そうだけど、実技は得意なことが多くて、逆に真面目で私語をしない子は、実技の時に大人しくって何をどうしたらいいか迷った時に立ち止まる傾向があるみたいです。」
「案外、私語をするような子の方が、社会に出てからもダメージに強くて、業界で生き残って行くような面もあるんですよねぇ。」
いろんなことで意見が一致する。これはいい話が聞けた。教育畑の専門じゃない僕としてはこれは糧になる話だ。これからもいろいろ聞いてみようっと!!
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授業のあと、娘の友達「組長」のSOS対処に行った。組長の家は旭小学校のすぐ近くで、彼女の家に行く時には小学校を囲んでいる道を通る。
今日もそこを通っていると、小学校の門から縦笛を持った子が出て来た。
オッ、『アマリリス』か!?
と、思ったら、すれ違ったその子の方から笛の音が・・・
キーミーガー イタ ナーツーハー ♪
上手〜!!
我々の時代の通りすがりの「アマリリス」とは比べ物にならない腕と、曲がアマリリスではないことに驚く。
時代は変わってるんだねぇ(しみじみ・・)。