2011年12月24日(土)
午前8時、ilovestoneさんへ。
ilovestoneのO村さんからは常時何か宿題を頂いている状態なのだが、今回は少々締切りありの年賀状の文面作り。最近の僕はデザイン的な要素のあるものは娘に頼んでいるのだが、O村さんの要望を僕から伝え聞きした娘は、イメージが湧かないのと、それなりに絞り出したイメージを具現化するのに芸術家みたいに悩んでしまい、かなりの時間・・というより日をかけて、どんどん日が経ってしまった。山を背景に龍が飛んでいて、山の麓にはilovestoneのお店、というのがご要望なんだけど、写真と絵の合成ではバランスが悪くて全部手書き・・というかマウス書きにしたみたい。
見てもらえばそれなりにもっと具体的な何かを言ってくれる筈だから、とにかく今の状態をメールで送って見てもらおう。
で、辰の体が細くて少し違うかな。お店は、ウォーリーを探せみたいに町並みの中にちっちゃくある方がいいという返事。
日本や中国の龍は細いんだよ。胴体が大きいのは西洋のドラゴンなの・・。娘は娘で、それなりに考えがある。
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「宮城さんがここに来てフリーの画像を組み合わせてチョコチョコって作ってくれるのでもいいのよ。」
ン〜?O村さん、ちょっと簡単に考え過ぎてるな?去年は間に合わないようなタイミングで頼まれて、それに僕が40分くらいで対応した上にその画像はすんばらしくキレイだった。あの印象で考えてるんだ。あれは、たまたま僕が手元にそういう画像を持ってたから出来たことなんだよねぇ。
で、今日の訪問となったわけ。かくなる上は、山も辰も家並みも、ネット上のフリー画像から本人に選んでもらって、それを娘に合成してもらおう。
画像探し自体は得意だからねぇ。
「山はこれ、どうです?」
「それ、いいわねぇ。これもいいんじゃない?」
複数の候補をダウンロード。
辰は漫画チックなのが多くてあまり判然としないが、深いことは考えず、なんとか使えそうなものをいくつかダウンロード。
その中に、辰というより梅の枝を辰のようにデザインしたものがあって、O村さんはそれが気に入った。
「この山の手前にこの梅があるというのはどうかしらね。」
「それだと、町並みとお店はちょっと合いませんよ。」
それはそれでかまわないようだ。
「じゃあ、この画像を持ち帰って・・」
「もう、ここで作ってってもらえない?」
アーララ、早く欲しいんだねぇ。
結果、昼過ぎまでの滞在となった。ちょっとしたものでも結構手間がかかるものだということは、今日の僕の様子で分かってもらえたみたい。
「これ、娘さんにクリスマスプレゼント。」
帰り際に下さった赤い包み紙の袋。
さんざん悩んだ娘を気遣うことを忘れないO村さんなのであった。