2012年1月28日(土)

Win32/Conficker.C

 今週初めにテラの森さんと一緒に行っていたS病院さんが昨日電話を下さった。

 ウィルスに感染したようで、マイクロソフトのSecurity Essentialsが対処してくれるのだが、その後も同じことが何度も起きる。このパソコンはネットにはつないでいないが、先日、外部の人のUSBメモリーを挿したことがあって、それが原因かも知れない。

 Security Essentialsの履歴を見ると、その名はConficker.C。そのウィルスがあった場所を見ようとすると、フォルダオプションの「全てのファイルとフォルダを表示する」が言うことを聞かない。

 ウーン、これも止められてるのか・・。

 「インターネットにつながってるパソコンってありますか?」

 ウィルスの名前は分かったのでネット上に有効な退治法がないか調べてみる。

 「助けて〜!」&「いいヨー、助けてあげま〜す。」みたいなサイトでとても似通った事例が出て来た。 (←クリックしたら見れます。)

 よし、素直にこの回答にある方法をやってみよう。

 SUPERAntiSpyware Free Edition というソフトをダウンロードしてインストール。これはスパイウェアを駆除するためのソフト。

 事務長のHさんのお仕事の時間の都合もあるので、フルスキャンは後でご自分でやって頂くことにして、僕がいる今はクイックスキャンを試してみる。

 すると「Disabled Folder Option」という表示が・・・・。まぁ!!見事に名前の通り、フォルダオプションを無効にしたものが検知された。削除すると、「全てのファイルとフォルダを表示する」機能は息を吹き返した。

 残念ながら、クイックスキャンで検知されたのはそれだけで、Conficker.Cに関するようなものは出て来なかったし、その後、ボクの目の前でまたSecurity EssentialsがConficker.Cを検知して削除・・なんてことが起きたけど、フォルダオプションのことから言えば、フルスキャンをかければこのソフトはかなり有望な予感。

 こういう試みをする前にはSecurity Essentialsで一度フルスキャンをかけ、その時はConficker.Cは検知されなかったから、どこかに種を植え付けられていて、そこからこのウィルスの芽が吹いているのだ。 Security EssentialsはConfiker.Cには反応してくれてるけど、その種は見つけることが出来ないでいるわけだ。ウィルス対策だけでは万能じゃないってことなんだねぇ。残念!!

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 さて、後の作業はH事務長さんにお願いしたわけだが、これは是非とも結果を知りたいし、ダメならダメで次のこともやらないといけない。

 月曜にはこちらから連絡して結果を教えてもらおうと思っている。