2012年3月 3日(土)
先日お伺いしたばかりのW田さんが昨日お電話を下さった。
「ワードで入力してたらAのキーだけ押しても字が出て来ないんですよ。」
アララ、W田さん、一難去って又一難だ。
「機械的におかしかったら、それこそ保証が効く話ですヨ。とにかく、明日一度見せてもらいに行きますから。」
『それこそ保証が効く話』というのは、先日の日記には書かなかったけど、W田さんはノートパソコンを買った時に5年保証をかけていた。そして、先日の起動トラブルの時にまずは買ったお店に電話をしたのだが、起動トラブルへの対処などは有料になるとの返事。それで僕に連絡をしようとして、連絡先がパソコンの中にあったために5日ほどのロスが生じた。
普通に使っていて、機械的におかしいことが生ずれば保証が効くけれど、Windowsの挙動とかソフトの不具合などは、エラーがあって当たり前のパソコンの世界では保証のしようがない。冷蔵庫が冷えない、洗濯機が回らない、そういうのは明らかに故障だけど、あれもできればこれもできるのパソコンは「ソリャーソウイウコトモアリマスヨ」になってしまう。
さぁ、今回のトラブルはどんなことなんだろう?行って見せて頂くと、Aキーを強く押せば字も入力出来るけど、その「強く」の強さって結構なもの。押した時に他のキーには無い違和感もある。強く押せば入力出来るからとこのまま使っていたら、そのうちすぐに壊れてしまうだろう。というか、今の時点で十分壊れている。
「これは機械的な不具合ですからネ、保証を利用して直してもらった方がいいですよ。おそらくキーボードをまるごと交換してくれるはずです。僕がいる内に電話したらいいですヨ。」
まずはW田さんが電話をしておおまかなことを伝え、アチラ側が細かい質問をして来たところで僕が電話を変わり、状況を説明する。
「状況はカクカクシカジカ・・・です。こちらはとてもおとなしい使い方をされてますし、起動トラブルなんかは有料かも知れないけど、こういう機械的な不具合はしっかり保証が効くでしょう?」
「ハイ、店にお持ち頂いてということになるんですけど、見せて頂いて保証の範囲内でしたら保証で処理できます。起動トラブルの場合も、ハードディスクの機械的な原因による時もありますので、保証が効く場合もあります。」
オウ、これはいい答えだ。W田さんが電話した時に、この方が相手してくれてたら先日の起動トラブルの方も見てもらえたのかも知れない。なにしろ、放電作業だけで直ってしまったんだからなぁ。
W田さんは週明けにパソコンをお店に持って行くことにされた。
「ごめんなさいねぇ。相談する人がいないからすぐあなたに電話してしまって。」
「いえいえ、それが仕事ですから。そこで遠慮されたら僕の仕事が成り立ちませんよ(^.^)。」
「まぁ、そう言ってもらえたら助かります。今日のお金を払わなくちゃ。」
「いえいえ、今日はそれもいいです。前回もみかんやら何やら頂いて、お客様も紹介して頂いて、これでお金を頂いてたらバチが当たります。」
そう、日記に書いてないけど、そういうこともあったのだ。
といいつつ、今日は珍しいイノシシの肉を頂いてしまったミヤギ君なのであった(^_^;)