2012年3月10日(土)

モデラーN内さんの息子さん

 午前10時、春野のモデラーN内さんのお宅へ。今日はN内さんじゃなくてその息子さんが僕のお客様。N内さんはプラモデル関連の会かなにかで出掛けていて、昨日僕に電話をくれた息子さんとの橋渡しが今回の役割。あとは僕が息子さんと会ってトラブル解消をすればいい。

 N内さんの息子さんは、アリヒロの友達で、アリヒロ母がN内さんを紹介してくれたのは息子さんつながりだったわけ。初めてN内家を訪ねた時は、部屋中に並んだ沢山のプラモデルは息子さんの趣味かと思っていたら実はお父さんの趣味だと分かってビックリしたものだった。その頃の息子さんはまだ中学生で、プラモデルが趣味というのが分かる気がする年頃だったのだ。でも、部屋の四面の壁をうずめ尽くしたプラモデルは永遠の少年N内さんのものだったのだ。あれだけの量、作りのこだわりは、確かに中学生では考えられない。

 その息子さんは今では大学を卒業する年になっている。数日前は京都の下宿先・・、ウーン、今では下宿なんて言わないかな?、もしかしてマンション?・・で、インターネットがつながらないということでSOSの電話をくれていたのだが、なんと昨日今日は土佐の高知の春野の実家でネットがつながらないと悩んでいる。

 「なかなか、神出鬼没の悩み方やねぇ。おとといは京都で悩んでたのに。」

 「今は卒業前の引っ越しの準備とかで行ったり来たりしてるんですヨ。京都の方はプロバイダの問題で、もうすぐ引き払うところだからいいんですけど、今度はコチラでつながらなくなってしまいまして。」

 有線、無線ともにつながらない。

 有線の方は、インターネットオプションの「接続」で「ダイアルする」になっていて、高知でも京都の環境のつなぎ方をしようとしているのが原因だった。これは5分で解決。

 さて、無線の方は・・・

 Win7機のLAN関連のメニューには全自動的な修復ツールが用意されていて、それで簡単に直るものなら理屈が分かろうと分かるまいと非ッ常にラクなので、ついついそれをいろいろ試していらぬ時間を使ってしまった。XP時代なら一番に、IPアドレスは取れてるのか、取れてるとしたらどんなアドレスが取れているのかを見るのだが、Win7機だと、それを見に行く過程が少し深くなっているので、つい全自動機能に頼ってしまう。

 でも、実際IPアドレスを確かめると・・・・

 アーララ、アドレスが固定で設定されていて、しかもそのアドレスはルーターと同じアドレスだった。これはつながらない。

 「すごいねぇ。こんなところまで触ってたんだ。京都で随分とあがいたもんやね。」

 「いろいろ触ったのはその時一緒にいた友達なんですけどね。バスの時間を調べたくて随分あせってたもんで・・(^_^;)」

 ハイ、これで問題は解決。ウィルス対策ソフトの期限が切れてから1年くらい経過していたので、これもSecurityEssentialsにして、プラスアルファの仕事も出来た。幸い、その間に入ってしまったウィルスはなかったし、まぁ良かったワ。

 大学を卒業する青年のことをこう言うのも失礼ではあるけれど、あの時の中学生の少年が、今ではこうやって一人で僕とコミュニケートできるようになってるというのは感激ものだ。彼がこの状態だということはアリヒロもそういう成長をとげているのかなぁ。

 時は来て、時は行く・・つうことか・・