2012年4月19日(木)

PLCを中継・白鯨さんラベル印刷機

 今日の谷病院での実験は二系統のPLCをさらにつなげるというもの。

 PLCというのはLANケーブルの替りに電灯線を使い、おおぎょうなLAN工事をしないでも離れた場所にLANをつないでしまうというもの。

 山の中腹の病院棟とふもとの事務棟をつないでいるPLCは、病院棟の電気系統が二つに分かれているため、ある一室のそのまたある一つのコンセントまでしかインターネットを届けることが出来ないでいる。その先を病院棟の1F2Fのそれぞれにつなげることが出来るといろいろと便利なことが展開できるのだが・・

 これまでは、つながった部屋から先は別途LANケーブルを這わせる?なんて発想で、なかなか先に進めない保留問題だったのだが、もしかして、もうひとつ別のPLCグループを作って、これまでのPLCがつながってる部屋の中で別系統のコンセントとコンセント間で中継したらどうだろう?

 今日はその実験をやった。そしてそれは大方成功!!

 別棟でしかも80m(?)くらい離れた場所がPLCでつながってることだけでも結構すごいことなのだが、そこから先を更にPLCでつないでしまうというのは、中々しわいやり方だ。今日のところはまだ実験でこの先それをどう活用するかは、事務長の谷君の胸の内だが、是非今後のことに活かせたらいいな。

 ********************

 谷病院のあと、白鯨さんへ。

 今日はなんのために呼ばれたのか予備知識もないまま、呼ばれるままに行ったという感じなのだが、そこにはなかなかのスグレものなのに、デスクトップ機からは動くのにノートからは何故か動かないラベル印刷マシンが待っていた。結局、印刷出来ない原因を突き止める前に動き出して、「さすがGUSUKUさん!」なんて言われて内心困ったけれど、その後のファイル共有の場所とか、ネットショップの商品登録のやり方教室的なことは、その場でものごとを整理しながら、なかなかいい感じに先に進むことが出来た。教えることを通して、データの置き場所の約束事を決めたりして、運営方法が決まって行く。

 こういう即興的な解決が便利屋の便利屋たるところカナ。あらかじめ相談の内容を聞いてないと、「ボクでお役に立てるんだろうか」の思いを持って行くことになるが、そこでいい結果を出せるとなかなかいい手応えの仕事になる。

 今日はそのタイプのお呼ばれ仕事だった。