2012年5月 5日(土)

とっきらさん、VR500自力で修理

 ご近所の自動車整備工のとっきらさんが、VR500を自分で直す気になった。彼のVR500はこの機種の特徴である基盤のある場所が熱を持って、動きがとても不安定。

 「それ、きっと、その場所のコンデンサーが膨張とか破裂とかしてるんだヨ。T田さんだったら自分で直せるはずだから、やってみたら?」

 T田さんというのはとっきらさんの名字で、日記には「とっきらさん」と書くけど、直接には普通にT田さんと呼んでいる。

 T田さんは、職人タイプの腕のいい自動車整備工で、ハンダの扱いなどは僕よりはるかに上手なはずだし、車関連では基盤の修理なんかもしてるからきっと出来るはずなのだ。そういう人には僕は自分を売り込まない。「僕がやってあげるから、料金は○○円です。」なんてとても言えないし。

 その代わり、「自分で出来るはずだから、やってごらんヨ。」とそそのかすことにしている。

 で、T田さんは、自分でパソコンを直せたらどんなにいいだろう・・と日頃から思っている人。とうとう手を付けることにしたワケ。

 じゃあ、どうせいろいろ質問が来るだろうから、僕ももう一台手を付けずにおいてある調子の悪いVR500をバラすとするか・・。

 世界のアジアの日本の高知県の高知市の旭天神町の歩いて2分程度の距離の狭〜い範囲で、同じ時に二台のVR500がバラされているなんて、面白い状況。

 何度電話をもらったり、直接彼が我が家へ来たことだろう?

 「工場には置いてあるんですけど、宮城さんのハンダごて貸してもらえません?」

 「かまんヨ。それと、溶かしたハンダを吸い取るのにこういう道具もあるき。」

 「バラしたら、やっぱりコンデンサが底抜けしてました。ほんで、このコンデンサはどこで買って来たらエイがやろう?」

 「高知じゃ手に入らんで。僕もネットで探してようよう取り寄せたがやき。大目に取り寄せちゅうき、分けちゃお。」

 「今、組み直しゆうがやけんど、この線はここにつなげるがで良かったがやろうか?」

 「ウン、それはそれでエイ。ほんでネー・・・」

 とっきらさん、いろいろ聞いて来たけれど、作業自体は全部自分でやりとげた。

 で、彼のVR500はみごとに蘇ったのネー。

 そして、僕の方もヨミガエリ。

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 世界のアジアの日本の高知県の高知市の旭天神町の歩いて2分程度の距離の狭〜い範囲で、VR500が二台息を吹き返したんだとさ・・(^^)v