2012年7月 5日(木)
谷病院の仕事が済んだ後、急いで自宅に帰る。今日は山口県に本社があるKOUZIROの営業の方が我が家に来る。
KOUZIROさんとは代理店契約を交わしているのだが、僕はあまり貢献していない。代理店になったばっかりの時に取り寄せたものが、何台か初期不良が続いて、ちょっと怖くなったのだ。
あの頃は3.11東北大震災の後で、パソコン業界にもいろんな影響があったから、その時期ゆえだったのか、それともただの偶然だったのか、そういうことのコミュニケートがちゃんと取れないと安心して取り寄せることが出来ない。そんなわけで、それ以来僕は、パソコンの新規購入相談があると別の会社のパソコンの購入のお手伝いという形を取って、手間賃だけを頂くようにして来た。
でも、その時期にKOUZIROさんのパソコンを売ったお客様はどうなるの?別に、ちゃんと動いていればそれでいいのだが、こんな話を聞いたら自分はハズレを当てたんじゃないかと思うよなぁ。
だから、このことは一度ちゃんと話をしておきたかったのだ。
僕のお客様は僕にとって大切な宝物で、「宮城さんにおまかせしますから」と言って下さる方が多いんです。まかされて提供したものが、いきなり初期不良というのは・・
今日いらした営業の方は僕の話をしっかり受け止めて下さった。
お話からすると、震災の影響はハードディスクなら有り得ることだが、他の面ではあまり考えられない。
そして、僕に起きた初期不良率というのは珍しいほど無いこと。
これも僕が怖くなったひとつの理由なんだよねぇ。滅多にないことなら、逆に僕がおかしいんじゃないかと思われはしないかという不安。
離れた場所で、相手が見えないお付き合いでは、コミュニケートがちゃんと出来ないと関係がおかしくなる要因がいくらでも出て来る。
文句を言いながらでも利用してくれる人はいいお客。大抵のお客さまは無言で去って行く。
今日営業の人が来て下さらなかったら、僕は無言で去って行く方に入っていたのかも知れない。
と言っても、僕一人いようがいまいが、そう大差はないんだろうけど、これが逆の立場だったら、僕にとって人一人はとても大きな「一人」だ。
コミュニケートがちゃんと出来るって、ホントに大事なことなんだと思う。