2012年8月16日(木)

手術二件、かけもちみたいな日

 谷病院、今日は限られた時間でやりとげるべきことが二件重なってしゃかりき力出し切った感じ。

 本来はいつだったかこの日記にも書いたもやハウスのパソコンのハードディスク交換作業。

 そこへ、これもいつだったか書いたことのある検査室のパソコンの起動がさらに10分くらいかかるようになったということに遭遇。

 もやハウスのHDD交換は想定内だし、手順もすっかり頭に入ってるからそんなに大変なことではない。

 それよりは、検査室のパソコンをなんとかしなくては・・。

 このパソコン、これまでは一番の原因は温度が50度を超えてしまうHDDのせいだと考えていたのだが、今日いろいろ見てみると、マザーボードの不具合を疑いたくなるようなことが出て来た。

 ウーン、どうしたものか・・。

 今ではほとんど使っていない旧事務長機が全く同じ型番なので、こちらとハードディスクを交換してみることに。旧事務長機は、「もう休ませてあげればいいのに、これほど何がなんでも働かす?」というくらい、あれこれと手を加えて今も使用可能な状態。電源は僕が他のパソコンの電源に12V用の端子を細工してつけたものだし、CPUFANは規格違いのものをつけて回している。だからHDDの交換と一緒に電源もCPUFANも交換だ。

 さぁ、結果はどうだ?

 まずはアレコレと周辺機器をつけない状態でパソコンの起動、エイッ!オー、あっという間に起動した。

 じゃあ、いろいろとつながっていた周辺機器も元に戻して・・

 そうこうする内にまた同じ症状が・・・(-.-) いつになったら起動し終わるんだろう?やっぱりHDDが本当の原因?

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 それはそうと、もやハウスのパソコンもやっとかなくちゃ。二台のパソコンをそれぞれに分解してHDDを交換。作業自体は短時間で済んだが、検査室の問題をかかえたままでの作業は何か別の種類の切迫感がある。早く済ませて、検査室の問題ひとつだけに絞らなくちゃ・・。実は、今日は早めに谷病院を出て、このパソコンをもやハウスに持って行き、あちらで設置する予定もあって、時間に余裕が無いのだ。

 そこへ、谷君が助け船を出してくれた。

 「もやハウス行きは今日はいいから、検査室のパソコンを優先して下さい。」

 助かったぁ!

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 さて・・・、落ち着いてひとつのことに集中できるようになると頭の働きにも余裕が出て来る。

 検査室のもろもろの周辺機器をつなぐ前はちゃんと起動したんだよなぁ。もしかして、周辺機器のどれかに問題はないか?

 あった。

 検査業務用のソフトの会社さんがバックアップ用に付けている外付けの小さなHDDが壊れていたのだ。このHDDはパソコンに付けっぱなしなため、起動時の認識作業で起動の邪魔をしていたのだ。もちろん、壊れていなければこういうことは起きない。

 あぁ、この小さな箱のために僕はパソコン内部の臓器移植作業までやったのだ。

 でも、あそこまでやったからこそ、ここに行き着いたわけか・・。よそ様の管轄のものには手が出しにくいから、先にそちらを疑うという発想も無かった。

 今回のことはひとつの経験として、今後は約に立つだろう。

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 問題解決して、ひとここちしたのは3時ころ。これならもやハウスにも行けないことは無い時間だ。

 「なんか力出しつくした感があるんだけど、もやハウスは来週でもいいんだよね。」

 「ウン、あちらの人も今日は持って行かないということで、もう帰ったから、今日はいいです。」

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 久しぶりに時計と競争するような仕事の仕方の日であった。