2012年8月26日(日)
8時半、美術館ホールの搬入口へ。
今日の仕事は南国の坂東流教室のおさらい会用に所作を敷くだけの仕事。仕事を請けた河渕さんは別の予定があって、メンバーは僕とアルバイトの3人。
「少し早めに行っちゃってくれ。そうじゃないとバイトさんがウロウロしてしまうかも知れんき。」
ということで、8時半に行ったんだけど、その時点でEXIT派遣のN林君は7時45分には現地に来ていて、ダーレも姿が見えないのでハラハラドキドキしていた。
そこへ、父兄同伴みたいな感じで高校生のお手伝いの二人が登場。
アイヤー、ほんとに舞台経験者は僕だけなんだ。そして、このボク自体が日頃舞台ごとには本気にならないようにしようと心掛けている人。アーララッ!!
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「これだけはしっかり分かっててネ。まず最初に所作台っつうのを舞台に敷くんだけど、これは土足厳禁だからね。所作台は神聖なものなんです。悪気が無くても、間違えて土足で上がろうものなら、イキナリそれが誰でもどやされるからネ。自信が無かったら、靴は履かないまま作業して下さ。」
「それでネ、これが所作台なんです。これをカクカクシカジカで敷いた後は、サブロクとヨンロクの平台っつうのを敷くんだけど、何がサブで何がロクかというと、舞台ごとって尺貫法なのネ。で、この台はこの面が3尺でこっちが6尺なワケ・・。で、ヨンロクっつうのはこっちが4尺で・・」
自分が知っていることを初心者の人に伝えるのは、ミヤギ君は割と得意な作業。
説明が良かったのか、人に恵まれたのか、1.5時間予定の作業は念入りにやったうえで1時間で済んでしまった。
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しかし!!
最後の撤収作業は堪えたなぁ。
美術館ホールの所作台の置き位置は中二階みたいなところ。
すんごい肉体労働とあいなった。
下手な事故が起きなくてよかったワ。