2012年10月20日(土)

H田さん プリンタトラブル

 午前10時、きのうU田さん宅にいる時にお電話を頂いた三園町のH田さんのお宅へ。

 プリンターがおかしい。見る限り紙詰まりしてないのに、「紙詰まり」のエラー表示。H田さんとしては今は空になったインクカートリッジを取り換えたいだけの話なのだが、「紙詰まり」エラーの後は、プリンタヘッドがインクカートリッジ交換が出来る場所とは違う場所で止まる。おまけに、今付けているインクカートリッジを認識できないとのメッセージも出るし。

 同じことを何度も試みるが、そのたびに同じ反応で先へ進めず困っていらした。

 状況を聞き、その状態を観察し、さぁ、今度は僕の手でいろいろやってみようか・・・。

 プリンタヘッドを手で動かしてみる。するとヘッドが左方向の最後の方に来ると「カサッ」という音がした。

 ン・・???

 プリンターの本体についているボタンだけで操作しているときは、ヘッドが左に来ると「グギッ」という怖い音を出してそれこそ怖かったんだけど、今の音は「カサッ」・・。

 もしかして・・と、ウンと斜め横方向からプリンタの左奥を見ると何か白いものが・・・。 なんと、ホントに「紙詰まり」だったんだ。

 手さぐりでココらかな?と思う場所に指を差し込むと、思いもしないような狭い場所にA4一枚の紙が折りたたんだように詰まっていた。

 オー、こういうこともあるのか。

 この紙を取り出すと、カートリッジ交換のためのヘッドの停止位置も正常となり、取り換えたカートリッジはしっかりと認識され、後は、オカシイオカシイと何度もやる内に貯まった印刷キューの無駄な行も削除して問題は解決した。

 プリンタートラブルって、新品のプリンターが安いばっかりに「買い換えた方がまし」ということが多いので、どの程度まで頑張ったものか、どこらで見切りをつけるのかが難しいところ。ものを大切に、使える内は最後まで使ってあげたい・・というタイプのお客さまの場合、その境界で僕も悩むので、パソコンの不具合よりストレスを感じる。

 でも、今日みたいに「アーララ、こんなことだったのか・・」と原因に行きつき、トラブルが解消し、その結果としてキレイな印刷物が出て来ると、その達成感はとても大きい。

 ちゃんと印刷できるのがプリンターにとっては当たり前の状態なわけだが、その「当たり前」のなんとキレイに見えることか・・。

 当たり前、バンザーイ!!

 ユーザー、消費者としての目では、新品のプリンターが安いのはとてもいいことなのだが、今日のような達成感からすると、そのプリンターが安すぎるのはそれでイインダロウカ・・と思うミヤギ君なのであった。おかしい時にアレコレとあがく価値があるくらいの値段がしてもいいのかも・・。その代り、インクカートリッジはもっともっと安くしてくれたらいいのにネ・・・・。