2012年10月23日(火)

声、張り上げ系・・

 短大での授業、今日は後期の三回目。

 そろそろ感じに慣れて来ないといけないんだろうけど、慣れないことがひとつ。

 二つ目の授業での声を張り上げての授業はキツイ!!

 生徒が50人以上いて、パソコン教室の机は後ろの方まで生徒で埋まっている。

 あんまりマイクを使いたくないんだよなぁ・・。マイクを使うと歌いたくなってしまう・・(-_-;)

 そういう自分の理由でマイクを使わず声を張って話しているのだが、声を張ってるとおのずとテンションが上がって、発言が自由になる。

 「患者さんの望みって言っても、宝くじに当たりたいとかそういうことじゃないからねー。患者さんが病院に対して何を望んでいるかって意味だからネー。僕自身そういうとらえ方をする人間なんでちょっと心配なので、補足しときまーす。」

 病院どうあるべきか、医療従事者どうあるべきかという授業で、まずは患者さんの心理ってどんなものだろうということをネットで調べたり自分が患者だったらどうだろうということで考えてもらったりしたんだけど、「患者さんの望みは?」と聞かれて、僕タイプの人間だと病院関係なしに「宝くじに当たりたい」とか、女性なら「素敵なカレシが欲しい」なんて、ハズシの技を使ってしまう。そんなことが頭に浮かぶと心配になってそのまま声に出して言ってしまうんだなぁ。

 おっきな声を出していっぱいいっぱいな分、ブレーキがゆるくなってるんだ(^_^;)

 でも、これはこれでいいのかも知れない。

 生徒が自由に質問してくるし、ウトウトしてしまう子は一人もいない。

 それが出来ないやり方を目指してるんだからね。

 今日の収穫は先日の学園祭でクレープを薦めてくれた子がこのクラスのどの子だったかということが分かったこと。若さのクールさで、あの時のそれだけのことかな・・と思ってたら、結構そのことを喜んでくれていて、その感覚が残っているみたい。

 僕の授業は、技術、知識、経験、みんな大事なことだけど、それを支えるホントにホント大事なのは『ハート』だよっていうのを伝えたいだけの単純なもの。

 そんな気持ちの僕に取って、ちょっとした出会いのちょっとした出来事が、何の価値もないものとしてサラリと流れ去ってしまわず、相手の気持ちにも残っていてくれるのは宝物的に嬉しいこと。

 声を張り上げるのはエネルギーが要るけど、ちょっと無理して頑張っちゃおうかな・・(^^)

 それか、マイクを使って、いっそ歌ってしまおうか・・(^^)