2012年10月29日(月)

ネットを通じて、S川さんご来店

 午後6時、サティの駐車場で落ち合ってS川さんを我が家へ。

 S川さんは昨日電話を下さった。

 「筆ぐるめを使おうとしていて、あちこちのパソコン教室を調べてみたら、教材を買ったり、授業を受けたりでとにかくお金が沢山かかるようになってるんです。インターネットで探していて宮城さんのホームページに行き着いたんですけど・・。」

 「ハガキ管理ソフトって、住所録を扱うという面と、文面を扱うという、大きく言うと二つの面があるんですけど、S川さんはどの程度までやってらっしゃるんですか?」

 「年賀状の宛名はみんな入れてしまってるんですけど、その後どうしたらいいのか分からないんです。」

 「アララ、それ、使いこなす一歩手前まで来てる感じですよ。どうかしたら一回お会いしたらそれで済んでしまうかも知れないくらいです。」

 「そうでしょうか、私10年くらい前にパソコンのこと習っただけで、仕事では決まり切ったことでしか使っていないんで。それにもう○○歳なんです。」

 「それ全然問題ありませんよ。今日僕が行ってたお客さんはそれより6歳上ですし、僕の一番年長のお客様は88歳ですよ。全然問題ないです。」

 ということで、S川さんは今日、我が家に来て下さった。

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 住所録は既にできている。後は筆ぐるめのメニューの配置を観察して、今自分がしようとしていることに適合するものを選んでいけばいい。

 僕だって、教える立場でありながら筆ぐるめを熟知しているわけではなく、目の前のメニューを観察しながらやるべきことを探し出して、「この次はこうするんですヨ」なんて言ってるわけで、なにがなんでもそのソフト専業のインストラクターである必要はないくらい、作る側も誰にでも分かりやすいソフトを作ろうとしている。

 だから、「怖がらず」「試しにやってみよう」の精神で触れば、住所録管理ソフトは使い方が分かるようになっている。

 逆に、インストラクター的な身に付け方を目指すと、予想外のことが起きたりするとサポートに聞かないと先へ進めなくなってしまう。

 かくして、今日の1回でS川さんは筆ぐるめの感じがつかめたようだ。

 「宮城さんがいい人で良かったです。あちこち調べて、他にもそういう人がいたんですけど、宮城さんのホームページを見て、この人ならきっと大丈夫だと思って・・。そういう感じがホームページを見ただけで伝わって来たので。」

 まぁ、なんという最上級の褒め言葉。僕のページはホームページを作り始めた人間がやっとこさ作ったような拙いもの。今なら構造的にはもっとオシャレで今風な作りで作れるのだが、問題はその中身。人間がどんどん地味になってあの頃のような軽いタッチで自分を売り込む文を書ける気がしない。あの頃以上に今の僕は自分を売り込むことを避けている。だから、今ページを作り直すと、仕事年鑑の業務紹介みたいなことになりそうで、そのままにおいてあるのだ。

 でも、その拙いままのページが逆にS川さんを僕に合わせてくれた。

 ねぇ、何がどうつながって行くかって、予想つかないよね。

 ただただ僕はラッキーなんだと、感謝な気分だ(^_^)