2012年11月24日(土)

年に一度?、Y岡さん

 おととい電話を頂いたのは年に一度(?)のY岡さん。

 娘さんがインターネットで僕のことを探し出して下さって、それ以来年賀状の季節が来ると、毎年一度お伺いしている。数年前にパソコンも新しいものになったし、Y岡さんの大人しい使い方ならまだまだ新品同様。プリンターも去年僕がお世話して、新しいものになった。

 そんなことだから、そろそろお呼びが無い年もあるのかも・・・

 なんて風に僕が思い浮かべてたことが逆に呼んでしまったかも知れない。年賀状の住所一覧を印刷しようとしたらエラーメッセージが出て、Y岡さんは困ってしまった。

 で、行ってみると、いろいろあるものだ。本来のご相談のエラーメッセージに関しては何でもないことだったが、印刷時に文字がかすれていてヘッドクリーニングが必要だったり、「楽々はがき」なるハガキ印刷ソフトの扱いで分かりにくいことがあったり、楽々ハガキを買った年から何年か経って、来年の干支のデザインが無かったり。それに・・・

 「他の人は大抵ローマ字入力なのに、私、あまり考えずにカナ入力でやってるんです。娘にもローマ字入力を覚えるように言われてるんですけど。」

 アーララ、それは全然問題のないことだ。

 「それはそのままで全然問題ないですよ。僕はローマ字入力でもかなり早い打ち手だったと勝手に思ってるんですけど(^^)、カナ入力も身に着けたくて、矯正するのに1年くらいかかりましたヨ。指が覚えてる分、矯正するのに時間がかかるんです。今では両方勝手に指が動きますけど、一つの方法だけでやってた時に比べると、ローマ字入力は少しスピードが落ちてます。」

 ローマ字入力はひとつの音、例えば「か」なら「ka」と二文字押さないといけないが、カナ入力なら「か」一文字で済む。その代り、ローマ字入力がホームポジションからあまり離れない範囲で入力できるのに対して、カナ入力はキーボードの一番上の段までよく使うという感じで、どちらも一長一短で平均すれば変わらない。

 問題はそんなことより、ローマ字入力とカナ入力の切り替えで設定をいちいち触らないといけない上に、それがスッキリ飲み込めないという不便さの方だと思う。

 「大丈夫ですよ。右のALTキーとその隣のキーで簡単に入力方法は替えれますから。ボタン二押しです。ローマ字入力もカナ入力もどちらもやる人って少ないですから、みなさん切り替え方をあまり知らないんです。それさえ知ってれば、入力方法の違いは全然問題ないですヨ。」

 年に一度だけに、その時々に伝えれることは少ないけれど、何かひとつ新しいことを提供出来ているように思う。

 トラブルは気の毒だけど、Y岡さんはせめて年に一度くらいはお会いしたい方だなぁ。

 Y岡さんから電話があると年賀状の季節。あぁ、今年もお元気。会えて嬉しいなぁ・・という安心感がいい。Y岡さんとお会いすることで、僕をネット上で見つけてくれた県外にいらっしゃる娘さんともお会いした気持ちになれて温かい気持ちになれる。

 僕はこういう人のつながりの中で仕事をしていたい人間みたいだ。

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 いきなり飛ぶけど、思えば、亡くなった僕の父がそういう人だったなぁ。結構、似ちゃってるみたい・・(^_^;)