2013年2月 9日(土)

読書

 短大テストの評価作業の準備を始めた。これはこれで締切があってそれなりのプレッシャーもあるのだが、実際の授業準備に比べればはるかに楽。思えばこの半年間、「医療秘書総論」の方はやり方を全部変えたし、「医療文書実務」の方も課題を替えた上に、自分にとっても経験のないことを勉強して授業の形まで持っていったし、振り返れば結構試練の時だったかも知れない。その評価作業を火曜日までに提出すればホントに終わりだ。少しはボク、成長してるかも。(身長が伸びて、体重が減っていてくれたらいいんだけど・・)

 読書、タップリ。漱石の「三四郎」を読んでいる。僕たちが高校生の頃に、「時代」とか「コース」の学習誌で「今読んでおきたい100冊!」なんて特集で漱石の作品がいくつもあったように思うけど、僕はその40年後ぐらいにそのノルマを果たしてる感じ。まぁ、いろんなことが良く見えて来たりするのだが、あの時代に読んでたら青春時代の答えの無い時期をさらに惑わしてくれるいい材料だったのかも知れない。

 これだけ有名な作家、これだけ有名な作品名にもかかわらず、粗筋にも結末にも今まで触れることがなかったことがありがたい。面白いワァ〜・・!時代を超越して今でも通用する、さらに、きっと、次の世代の人とも分かりあえる、すごい人だったんだなぁ・・!!