2013年3月15日(金)

坂道に春が一杯

 いの町、神谷(こうのたに)のO崎さん。

 O崎さんに呼んで頂くのはもう何年ぶりだろう?

 仁淀川沿いにある神谷のちょっとした高い位置にあるO崎さん宅に至るコンクリートの階段。脇にある畑では木蓮が満開、菜の花が咲き、O崎さんのお宅の横の階段には、落ちた椿の花がまるで誰かを迎えるためにちりばめられたようで、ちょっとこれは見たことがない風景。

 仁淀川の方を振り返り見下ろせば、ここは絶景ポイントじゃないか。普段済んでいるところがこの環境って、どんななんだろうな・・。

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 O崎さんが僕を呼んで下さった直接の原因は無線接続の不具合。これは簡単に解決出来て、今後同じようなことが起きても自力解決出来るように大事なことを伝え、それをテキストファイルにも入力して残しておく。

 そして、ここからが僕が来た意味が生きる時間。ハードディスクのC領域が残り1.5ギガくらいしかなくて、Dはタップリ残っている。

 「これはもう空き容量不足のメッセージが出だす一歩手前まで来てますね。Cという母屋はギュウギュウで、Dという倉庫の方はガラ空きという状態です。富士通はCの方を小さくするので、余所様でも何度かこういうことで相談を受けたことがあります。」

 ということで、Cを広く、Dを狭く編成替え。これを簡単にやってしまうのは今のところ僕しか見たことがない。

 「そろそろ、バックアップもマメにやって置いた方がいいんでしょうかねぇ。」

 オー、バックアップ!

 「それも、今仕組みを作ってしまいましょう。ソフトを使えばいろいろ考えなくてもボタンを3回ほどクリックすれば出来るようになりますので。」

 僕の最上に近いサービスを二つ提供した。だからといって追加料金などはなし。

 僕もいい仕事をした気分になれて嬉しい。

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 帰りには、いかにも春が来た風情の坂道のあちこちでパチリパチリとデジカメのシャッターを押し、いの町神谷の春の空気を一杯呼吸したミヤギ君なのであった。