2013年5月14日(火)

余韻

 短大授業の日。

 U田先生のことが最優先だと思っていたので、場合によっては授業を休講にすることもあるかも知れない、それと自分自身の心細さもあって、非常勤の僕への短大側の窓口であるT畑先生とH田先生には、誰のこととは言わず最近の僕の状況をある程度話していた。。

 だから今日はその結果をご報告させて頂いた。お二人とも親身になって心配して下さっていて、先生のおかげでこのお二人との絆もさらに深まったように思う。有形、無形、いろんな形で先生にはお世話になっている。

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 生徒はかわいいなぁ。

 若いっていいなぁ。

 現実の世に戻って来たみたいに、子供たち(失礼!)の若さが輝いて見える。

 当のご本人たちはその価値にピンと来ていないところが人生の皮肉というものか。

 先生が元気になって、一時これまでの先生とは打って変わった食欲を示された時には、これはこれで心配し、大丈夫だろうかと思ったこともあったが、何も食べなくなった時から振り返れば、あの時僕たちはとても幸せだった。

 今どんなにしんどく感じていても、その先さらなることが起きれば、実は今がとても恵まれていたのだと思うことになる。

 その恵まれている時期に、「困った」「つらい」なんて感じているのだからもったいない話だ。今の幸せに気付かないと、人生は「困った」「つらい」の連続でアッと言う間に過ぎてしまう。(まぁ、その「困った」「つらい」ということが生きてる証拠なのかも知れないが・・)

 その点、先生は「たいことをたいせよ」と、やりたいことをやりたいようにやり、「ありがりとうりございます」「すみません」が口癖で、自分が恵まれていると思っていらした様子がある。時にはセンチメンタルに「もうダメですヨ。」なんていう面もあったけど、どこかそのセンチメンタルを味わっているような様子も。

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 こんな感じでまだ何を見ても先生との余韻でものごとを見てしまう。

 これ、しばらく続くんだろうな。

 そして、これはこれで幸せなんだよネ。きっと・・・