2013年5月17日(金)

先生を偲ぶ日

 金曜日はU田さんの日。

 その日に別の仕事も入らず、いつもは木曜日がお休みのNさんも月の第3週は金曜日がお休みで、二人の時間が合った。

 1月に脱水症状になった先生を見つけて下さったご近所の美容室さんに挨拶をした後、Nさんや先生にまつわる他の人たちが良く行った薊野の川沿いにある喫茶店へ。

 僕の先生とのお付き合いはひたすら先生のお宅の一室で、先生の思い出や興味にまかせてインターネットで様々なことを検索したり、また別の部屋にあるオーディオ室で映画を見たりと、家の中でのことだった。Nさんや先生の馴染みのタクシーの運転手さんやH田さんは外担当だったみたいで、お墓参りの手伝いをしたり、外出のお手伝いをした時に良くこの喫茶店に寄ったらしい。

 かくいう僕も二度先生とこの店に来ていて、そこが去年亡くなった義理の父の家の近くで、義父の葬式のあとや四十九日の祭りごとの後に一同で食事をした店だったという偶然に驚いたものだ。

 今日はそこでN田さんと先生の思い出話などをして、先生を偲ぶ日に。

 まだ1週間だし、もう1週間・・。

 Nさんも、どこかポッカリと穴が開いたようで、時間があるからと行って何かをしようにも何をする気にもなれない状態だとのこと。

 僕とおんなじだ。

 今になって気を張る対象が無くなって疲れが出て来てるんだろうけど、緊張の日々、いくら長引いてくれてもいいと思っていたのに。

 思えば、状況によっては仕事を断ろうと思っていたことが、断らずにみな出来ている。

 そんなことまで、先生気を使ってたのかなぁ・・