2013年8月31日(土)

録音1日目

　11時半、佐川到着。ほとんど同時にピアニストの川村さんも汽車で到着した。

　録っては聞き、聞いては録音し、午後8時までの作業。

　理想的な作業としては次のとおり。

　〇ピアノと歌を同時に別々のトラックに録音し、両方ミックスしたものをボーカルバージョンとする。

　〇上のピアノだけを後日、リコーダーのメロディー補助的な演奏と重ねる。

　だが、今回の機材は4トラックでもましてや8トラックでもない、2トラック出力のミキサーだったので次のことを考えた。

　〇ピアノと歌込みで演奏し、歌入りとマイクの音量をゼロにした2パターンの録音をする。

　やってみると、マイクの音量をゼロにしてもピアノマイクが結構歌を拾ってしまう。

　これはスタジオの広さなど環境がなすものなので、歌がないと弾きにくいという川村さんには妥協してもらい、歌ありとピアノのみという2つのパターンの録音、つまり1曲につき2つの録音をすることにした。

　もちろん、出来不出来によって同じ曲を何度も録音するから11曲で30分程度のものでも、録音には8時間かかったりするわけだ。

　当然、後半には疲れも出るしネ。

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　今日の良かったこと。

　佐川の町に入ったばかりのところにあるうどんコーナーのあるローソンでうどんを食べたこと。うどんコーナー付きのローソンって四国では2軒しかないらしく、それを知るとさりげなくあるうどんコーナーでうどんを食べることはとても貴重なことなのだ。

　夜、ただひたすら根性でやるよりはひと休憩入れた方がいい演奏が出来るだろうということで、芝村さんの同級生がやっている中華店でドラゴンラーメンなる真っ赤な激辛ラーメンを食べたこと。オウ、激辛は中華店に行けばそれなりにあるものらしい。

　録音を通して、そして帰りの車の中で、ピアニストの川村さんと話が出来たこと。以前屋根がちょでのコンサートでは全く話など出来なかったし、会話するという発想すら浮かばなかったから、今日初めてまともに会話したことになる。

　さぁ、次の段階はピアノのみの音に芝村さんのリコーダーをミックスした音の録音。これはあさってやることになる。

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　そうそう！例の冷房だけど、幸いに空が雨模様で、汗だくの作業にはならなかった。