2013年9月15日(日)
ミヤギ君の再会力、またもや。
今日の本番を乗り切ることがボクの一番の目標だったんだけど、ボクにはもう一つ気になることがあった。
山口県から来る狂言の出演者、歳時記屋さんからもらった資料では連絡先が米本太郎となっている。
山口県・・、鷺流・・、狂言・・、米本・・。
大学時代に一緒にフォークグループを作って歌っていたヨネなんじゃないか・・?ヤツは太郎じゃなくて文明なんだけど・・
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午後になって、歳時記屋さんがトランシーバで「山口県、到着されました。」なんて言ってるのが聞こえたので搬入口に行く。
あの頃のままじゃないけど、明らかにヨネが入って来た。
「米本君!!」
「オオゥ!」
僕が今日の催しに入っていることだってタマタマの偶然なのに、こうやって大学時代の因縁さえ感じるような深い関わりの人間と再会するとは・・。
太郎さんはヨネの息子さんだった。この息子さんくらいの年頃に我々は若者として関わりあっていたんだ。
大学時代の終わりの方では少々疎遠な感じもあったし、それが僕の中でひっかかりとして残っていたから、今回素直に「米本君」と呼びかけられて嬉しかった。
ヤツが出演する舞台の松羽目を下すのはこのボクで・・、嬉しいじゃないか。
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さて、本番の方は、実際に出演者が到着し吊るし幕を受け取ると、聞いていた寸法とは違っていて前もってやっていた仕込みを吊りかえるというのが4枚中3枚もあった。吊るすための材料はもう無くて、ホールにある鉄管を借りて、緞帳係の山下君がウンと手伝ってくれて事なきを得た。
綱本と吊りものの間をボク一人で走り回っていたら、とんでもないことだった。
ありがたし!!