2013年10月17日(木)

台風のあとの景色

 谷病院。先週に続いてとある協会のホームページ更新作業が若干。1週空きでテープ起こし続行。

 今日は朝からスッキリとした青空と涼しい風。台風の後のいい風景だ。

 谷病院に至る青柳橋からは高く、青く広がる空のずっと向こうに薄く白い雲が浮かんでいた。

 しかし、すっかり秋だ・・と素直に味わえればいいのだけど、どこかそう思うには申し訳ない気持ち。

 今回の台風ではまた多くの犠牲者の方々が出てしまった。

 台風前日のテレビで、明日の台風は過去に2度あった関東での大型の台風に匹敵すると言って騒いでいる時、今日はこういうテレビを同じように見ていて、明日には犠牲になっている人が何人かはあったりするんだろうかと思った。犠牲になった人は、その時点ではまさか自分がそういうことになるとは思っていないのがほとんどの筈。でも、災害の時には必ずこういうことが起こる。

 自然の脅威の前では人間は弱いもの。

 だからこそ、楽しめることは楽しんで、味わえることは味わって、悲しむことは悲しんで、苦しむことは苦しんで、出来るうちに出来ることをやって、それが生きるということだろう。目の前にきれいな風景があれば、素直にきれいだと感じればいいのだ。いつ、自分がその立場になるかも知れないのだから、楽しめる状態にある人は楽しめる時に楽しんだ方がいい。

 でも、なんか、申し訳ない気持ち・・。

 まだ生かしてもらってる分、誰かのためになれる人間にならないといけないな。