2013年11月 9日(土)

鍼灸院さんを体験

 水曜日、「手当て」とはよく言ったもので、激痛中の激痛みたいになった我が腰痛は、腰に手を当て、大きくユッタリとした呼吸をしながら、エネルギーを痛いところに送りこむようなイメージ療法で、ほとんど治ってしまった(丸一日かかったけど・・)。普通に歩けるし、ジャンプできるし、今は筋肉痛めいた痛みと、怪我の後のような局所的な痛みが患部にある感じ。

 でも、今日は上の娘の言うことを素直に聞いて、三里にある娘お気に入りのはり灸院へ。娘としては、僕が、お金が無いために自分でアレコレ自分で調べては的外れなことをやっているように見えたに違いない。アレコレ言わずに、私が勧めるあのはり灸院さんに言ったらいいから!という思いもあるのだろう、「1000円は自分で出しよ。」と言いながら、僕に治療代3000円を出してくれたのネー。

 「これでお酒買ったりしないでよ。」

 (そうか、そういう使い方もあるわけだ。もうほとんど治ったようなもんだから、それもいいか・・)

 と思うのは勝手だけど、さすがにそれは出来ない。はり灸というのもこの際いい経験になるだろう。

 腰痛に対する鍼、灸がメインなわけだけど、当然体全体のバランスも診るわけで、その中で首をボキボキッとやられた後に首回り肩回りが軽〜くなったのには驚いた。

 鍼を挿すのも分かるか分からないかぐらいで全然痛くないし、お灸も熱さをこらえるというようなものではない。

 1対1の施術で、おっしゃることがどれもこれも的確で、気持ちがラクになる。

 どういう方向に体をねじって無理な力がかかってしまったのか。

 今後のこととして、治るまでどういう方向への体の動かし方に気を付けるべきか。

 激痛の時は、とりあえず、温めるべきか冷やすべきか。

 座り仕事は堅い椅子の方がラクなはず。パソコン用の高低の調整が効く椅子は座った時にお尻の方が低くなるものが多いから、椅子の後ろ半分にタオルを巻いたものや座布団の二つ折りをおいた方がいい。

 自分の痛みの経験を通してオボロに感じていたことが専門家である先生の口から出て来る。そのことに何と安心感が湧くことか・・

 何よりも良かったのは、痛んでるのはココ!としっかり悪いポイントを示してくれたこと。ソコは水曜日に腫れと熱を感じて僕がひたすらイメージ上のエネルギーを送り続けたところだった。

 あれほどの痛みまで行ったから腫れも熱も分かったけど、接骨院さんに行った頃は震源地が分からないまま、腰の内部のアチコチ、果ては腹筋まで含めて激痛がギクッと走るので、ホントの悪いところが分からない。

 病院でレントゲンを撮った時は骨に異常が無いことが分かっただけだし。

 今日の経験もまた勉強になったことだった。