2015年7月 6日(月)

南国S律さん、朝倉Mさん

 「この前行ったばかりなのに、そんなに再々呼んでもらっていいんですか?実はちょっとしたことで済んでしまうことじゃない?」

 S律さんはこの金曜日に電話を下さった。S律さんには新しく購入したノートパソコンのセットアップ+αで先日お伺いしたばかり。

 今回は、大手の建設会社への提出書類をWeb経由で送るということで、この今風なやり方で事務員のT内さんは困っている。分からないことがあって、大手建設会社の担当に質問の電話をすると、自分が分かってることは相手も分かっていて当然と言うペースで分かりにくい横文字をペラペラと並べ立てるので、T内さんはそこでパニックになってしまう。

 今回の場合は「URL」という言葉だった。早い話がホームページのアドレスと言えばまだ分かりやすいのだが、「送付したメールにあるURLで、必要事項を入力して送信して下さい。」というような表現で、「URLたらナンゼヨ?」というような質問が憚られる雰囲気だったみたい。

 その「URL」を表示し、T内さんと一緒に必要事項を埋めて送信!→アララ、次の入力項目が出て来たけど、S律さんの場合はこれに該当するものがない。

 「該当なし」なんて項目がすぐにみつからないので、建設会社のサポートに電話した。

 こちらの状況を説明すると、「わかりました」ということなので「この電話でこの件はOKだと思っていいですか?」と問う。

 「いいえ、やはりWeb経由で送って頂かないと受け取ったことにはならないんですよ。説明書きにあったでしょう。」

 読んでないよ!

 話す内に糸口が見えて来た。

 「分かりました。こちらでやってみます。」

 該当しない質問事項のページの最初の方を埋めて行くと、そこに「該当せず」的な項目があった。

 細やかな配慮が無い作りに、高飛車な対応と、ふた拍子も揃ってるなんて、さすがは大手の建設会社さん。

 中小零細企業の貧乏人でよかったヨ。

 おかげで心配りの豊かさはアチラさまよりは失ってない。どっちが幸せか分からんよねぇ。

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 夕方、塚の原のW田さんからお電話を頂いた。

 「以前行ってもらった朝倉のMさんが新しくパソコンを買ったんだけど、買って来てそのまま箱からも出さないままなんですよ。使い初めのいろんなことをやって頂けませんか?」

 早速、Mさん宅にGO!

 昔懐かしい南冥寮の前を通る。あぁ、ここらの田んぼも全部宅地で埋まってしまって、寮なんてどこにあるやら、目立たなくなってるなぁ。

 前回はご主人がお相手して下さったのだが、今回は奥様が自宅で待っていて下さった。

 ハキハキとしていて、それでいて謙虚で、コミュニケートが取りやすい見本のような奥様だった。インターネットを休止にしている状態でのセットアップで、制限あり+説明が必要・・という珍しいパターンだったが、作業後にはすがすがしい感覚が残る。こういう人になったらいいんだなぁ、きっと。

 インターネット休止に関してはその場でMさんがNTTやプロバイダに電話して下さったので、それぞれの条件が整う頃に、Mさん宅ににはもう一度来ることになりそうだ。