2015年8月 9日(日)

また腰痛・・

 とうとう起きてしまった歩けないほどの腰痛。

 朝一番の日課のいくつかの一つ目を終わって立ち上がろうとした時に、「ウッ!」。

 それこそ、今から僕の腰痛対策である毎日のストレッチをやる順番だったんだけど・・

 でも、まだ大丈夫かな。痛みはあっても右足左足交互に出して歩けるし、サッサと冷やして腰に手を当てユラユラ揺れてれば直るんじゃないか・・。前回の腰痛の時は、病院も整骨院も効果がなく、最終的には一歩も動けないがゆえの、その場に立ち往生、このユラユラ体操でどうかした拍子にフーウッと痛みが消えて、僕は手がざしで病気を治せるんだなんて思ったもの。

 だが、今回はその奇跡は起きず、すぐに一歩踏み出すのに勇気がいるほどの痛みになり、左足を10cm出して右足をそこまで持って行き、また左足を10cm出して右足を・・。左右交互歩きなんてとても出来ない。

 階段は手すりに頼り、すがるものが無いところは歩けないので木刀をつえがわりにしてヨチヨチ歩く。

 氷で冷やしてもダメ、痛み止めも効かず・・

 よりによって、日曜にこういうことが起きるなんて・・

 大体僕の腰痛は、訪問仕事が無い日に起きる。仕事には支障がないように起きてるわけだが、その痛みは翌日以降の仕事は全部飛んでしまいそうなもの。

 こういう時は何も考えない方がいい。今日の予定は全部捨てて、明日まで痛みを耐え抜き、明日は針灸に行くことにしよう。

 そのあとは、痛みのもとはここだろうという場所をひたすら冷やしながら、午前も午後も夜もずっとずっとベッドで横になっていた。

 夕方にひとつだけどうしてもやっておきたいパソコンの注文をしようとしたが、痛みに耐えながらの思考で注文内容を決定するのは憚られ、その内痛みで考えることも出来なくなって、ヤメにした。

 寝転がってると弱気な発想が湧いて来る。

 亡くなってしまった人たちの最期のあたりの寝たきりの感じ。義父、U田先生。

 去年の今頃、T内さんも闘病の最中だったんだよなぁ。

 この痛みからして、水曜日から金曜のお決まりの訪問仕事は今回はさすがにいけないかも知れない。

 そういえば、毎年8月末頃の徳島のバレエ教室の声がかかってないけど、勘違い?声がかからない方がいいかなぁ・・

 今後の舞台仕事も、この痛みからすると、無理なんじゃないか?

 調子が悪い時に浮かんで来る弱気なものは何の意味もないことを良く知っているので、書けばそれなりの重圧感があるけど、僕はそれらをほとんど一瞬で放ってしまっている。

 そういうことは痛みが無い時に考えればいいことなのだ。

 そして、弱気を放るのに役立ってくれたのがネコのネルの存在。

 痛みに耐えながらユックリしか歩けない僕を「どうしたんだろう」という不思議そうな目で見つめ、僕にずっとついて回り、僕が横になっている時はずっとずっと近くにいてくれた。午前も午後も夜中も、一緒にいないことがないほど。

 いいネコだ。ぼくを守ってくれてるみたい。

 (当然、この日記を当日書けるわけはないわけで、ましになった翌日かいてます。)