2015年8月10日(月)

針灸

 朝一、痛みに耐えながら、昨日の心残りのパソコン注文を済ました。

 針灸の医院は10時半に予約が取れ、義弟が車で積んで行ってくれる。

 町には今日から始まるよさこい祭り本祭の地方車が方々に止まっている。

 今から祭りではじけようとしている人たちに対して、祭りが始まって道が混む前に市街地をすり抜け、美里の針灸医院に向かっている我々の違いは何?

 同じ青空、夏の太陽の下にいながら、ホント人さまざまだ。

 今日行く針灸医院は、結婚した娘の家族からの情報で、我が家の娘たちも利用している定評の高いところ。僕の場合は前回、痛みの絶頂を自力で乗り切った時点で行ったので、まだその良さを体感で来ていないのだが、おだやかな先生の言葉に説得力があって、体がスッキリした覚えがある。

 今回はすごい痛みをともなったまま行くので、娘たちの評判をウンとあてにしている。だって、動けないのは困るんだもん!

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 施術を受けながらの先生との会話で分かったこと。

 ストレッチは背中を反る運動はしてはいけない。人間の体は前に曲がるように出来ていて、元々反るようには出来ていない。ストレッチやヨガなどは若い人、もしくは若い時からずっと続けている人には問題ないけど、60近くにもなると、普通の人間は背骨の隙間の骨がすり減っているので、背中を反らす運動は痛みを呼ぶ。

 アララ、毎日、それを何年もやっている僕は良かれと思い、自分の腰痛を呼んでたってこと!?

 毎日まじめにコツコツとストレッチを続けているのにどうして直らないんだろうと思ってたのはそういうことだったのか。

 椅子は、前の方が低くなっていて背筋がまっすぐになるように工夫するのがいい。腰の奥の方が低くなっていて、どうしても背中が反るようなものはまずい。

 毎日、5分でいいから、速足、おおまたで歩くこと。背筋がまっすぐじゃないと、速足、おおまた歩きは出来ないから、姿勢矯正にいい。

 先生は僕の腰を触りながら「ウン、ここやね。」と、針を打ってる様子。

 首をボキボキッとならしたり、体のゆがみを直すのに、僕の抱えている痛みからするとそんなに思い切りやったら壊れてしまうよというような勢いで圧迫したりするのだが、不思議と痛くない。

 終わると左右交互歩きが出来るようになっていた。

 でも、重心移動のどうかした拍子に激痛は走るのだが、人によっては夕方痛みが退いたり、翌日だったり、そうじゃない場合はもう一度来た方がいいかも知れないとのこと。

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 家に帰るとネルがいつものきまぐれっぽいネコらしいネコに戻っていたので、きっと僕はこのあと快方に向かうらしい。