2015年10月 6日(火)

空が好き

 今日から短大の授業が始まった。

 今日のところは導入で、医療的内容のビデオを見てもらい、ちょっとした感想をワードで作って提出してもらったりで、タイムアウト。

 生徒を好きでいたいと思う。少しでも何か役に立てたらと思う、先生らしからぬミヤギ君なのはいつもどおりだ。

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 夕方、おととい空港まで送って行った娘を迎えに空港へ。

 地を這うかのように高知から出れない僕の代わりに、娘たちは割と気軽に(といいつつ、その分何かを我慢してる様子はわかるのだが・・)東京でも大阪でも行っている。

 「浅草の浅草寺に行ってたんだけどさぁ。前もって調べて行って、雷門の大きな提灯の底には彫り物があってそれをスマホで撮ってたら、それまで観光客の人がただ通り過ぎて行くだけだったのが、集まって来て同じように写真を撮ったりしてねぇ。」

 「へぇ〜・・」

 帰りの車の中での会話で僕も東京に行ってたような気分になれるところがありがたし。

 まぁ、感受性も鈍って来て、たいていのことで驚かない、浮かれない僕は、もうアチコチ行く意味が無くなって来てるのかも・・

 空が青いと、「そのまま溶け込んでしまいたい!仕事なんかしてる場合じゃないぞ!!」と思えるところがまだ救いかな・・・

 青空を選ぶのか、仕事を選ぶのか、これは本当に大事な問題じゃないかとさえ思っている。

 娘を乗せて家路に向かう南国の夕暮れは、ほんの少し残る日中の青空から、ほとんどの空を埋め尽くす夕焼けへのグラデーションで染められていた。