2015年10月17日(土)

うどん県

 あぁ、もったいない。

 5時起きで野崎さんと6時半に落ち合い、高知からのもう三人のメンバーと丸亀まで来てるのに、休憩なしの5時過ぎまでの作業。

 他の県からも沢山の人が来ていて、総勢20人での手順書に基づく設定作業なんだけど・・

 丸亀に来てる感全くなし。

 こういうところ、舞台仕事と似ているなぁ、

 県外の舞台に行っても、行くのはそこにあるホールなわけで、遅い時間までやって後は帰路に付くだけ。

 これも、高速道路などの発達ゆえの便利さで失われた、遠くまで来ている珍しさ、有難みの喪失ってやつだ。

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 せっかく丸亀まで来てるんだから、帰りに讃岐うどんでも食べて行こうとうどん屋さんに注目するが、どこも閉まっている。

 これは逆に嬉しかった。

 香川のうどん屋さんは2時とか、3時とか、早い時間に店を閉めてしまう。それは朝早くからの仕込み作業とか、うどんの特性とか、そういうことがからんでのことなんだろうけど、この習慣は変わっていないのねぇ。

 食べたい側からいったら食べたい時に食べれる方がいいんだけど、それで商売欲を出していつでも本場のうどんが食べれるより、地元の方が昔からのやり方を変えていないことの方がよっぽど価値がある。

 素直に(しかも喜んで)あきらめて、うどんは高速のパーキングエリアで頂くことにした。さすが、香川だヨ!!

 それでも、コシのある讃岐うどんをしっかり頂くことが出来るからねぇ。

 値段が高い店、まぁこんなところかなの値段の店、これは安い!の店。どこを選んでもハズレが無いというのが僕の香川県のうどん屋さんに持っている印象だ。

 O津電気(もろ香川の企業)のO西さんに香川のうどんの話をしたら、おいしいのは当たり前、それをいかに安く食べるかに意味があるようなことを聞いたこともある。

 うどんは見事に香川県の食文化なんだろうなぁ。