2015年10月20日(火)

三つの「大事」が並んだ日

 短大の授業があって、その後は舞台の総稽古の予定があって、谷病院が幹事病院的な精神保健福祉協会の大会があって。

 僕自身も県外に行ったり、その後の仕事も続いたりで、予定管理が怪しい。

 舞台の総稽古をサボるか、精神保健福祉協会の大会をゴメンナサイするか迷っていたのだが、実際にかぶっていたのは、短大授業と精神保健福祉協会の大会だった。

 アララ、そうだったんだ。

 自ずと授業を優先する。舞台話と大会の選択肢という問題は意味をなさないものだった。

 そうか、そうだったのか・・

 「このホームページ、実は僕が作ってるんだけどネ。実は、まさに今、こういう催しが行われてるところなんです。」(同じ時間にグリーンホールでは大会が進行している。)

 精神保健福祉協会のホームページを大きく表示して生徒のみんなにみせる。

 大会の案内ページ、協会からの会員だけではなく広く一般のみなさまへの情報発信。その様子を紹介する。

 「こうやって発信する側は、少しでも多くのことを伝えようと発信しています。みんながその気になれば、いろんなことを知る機会がいくらでもあるからネ。自分の手と目と頭でつかんだことは、教科書に沿った勉強よりはるかに価値があるから、紹介しておきたいと思ってネ。」

 谷病院に対してはこれがせめての罪滅ぼし。大役を務める大会を見に行けなくてごめんなさい。

 生徒たちに対しては、純粋に、僕の口から伝えたことが僕の本音。

 「ねばならぬ」で押し付けられたことで追い立てられるんじゃなくて、自分の興味、やりがい、そんなことから自分の目と手と頭で何かを見つけてほしい。

 今日の二十歳もアッという間に60を超えるんだから、大事に生きないとネ。