2015年11月10日(火)
2週間ぶりの授業。
接遇の中の尊敬語、謙譲語、丁寧語なんかの話。
「九州の方では方言の中に敬語が含まれてるんだヨ。 What are you doing? あなたは何をしていますか?って目上の人に言うとしたらネ・・・・。」
あなたは何をしていらっしゃるんですか?→ なんばしよんしゃっとね。
あなたは何をしておられるんですか?→ なんばしよらすとね。
今もきっとそうだと思うけど、長崎では一つでも年上の人だと方言なりに敬語を使う習慣があった。土佐弁にはそういう細かい使い分けがないので、とても自由な雰囲気があって、僕にとってはとても住みやすいところ。
高知大に来て、そのまま高知に居ついている九州人が結構いるのは、意識するしないは別として、九州人には住みやすいっていうのがあるんじゃなかろうか?といういうのが僕の思い。
「これは敬語とは関係ないけどね、僕の知人の九州から来た奥さんが方言が混じってしまってね。子供に土佐弁だったら『あんた、ナニしゆうが?』というところをネ、『あんた、なんばしゆうが?』なんて話もありました。」
ミヤギ君、なんば喋りゆうがやろうねぇ・・?