2016年3月 7日(月)
確定申告作業、今日は出すばっかりにしたいかな。
と思いつつ、午前中は他のことでアッという間に過ぎてしまい、そこへ「おくふじ新聞」のK松さんからデジカメのデータの扱いでSOSの電話。
土曜からずっと机作業ばっかりだったので、喜んですぐさま出かけることに。アラアラ、確定申告はどこに行ったのやら・・
まぁ、いいんだソレは。
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「おくふじ新聞」・・・。
今、K松さんがとりかかっているのはなんと100号!!
これはすごいことだ。もう8年以上、毎月かかさずに新聞を発行していることになる。
亡くなった奥様が発想して始まった「おくふじ新聞」。
過疎化し、住んでる人もお年寄りが多いご主人のふるさと。お勤め時代に新聞を作ったりしていたご主人の経験と、パソコンに関してはある程度やれば出来そうなご自分との共同作業で新聞を作ったら、村民や村を出て都会へと出て行った人たちの絆も出来、自分が亡くなった後もご主人が寂しい想いをしないで済むかも知れない・・
その想いは見事なぐらい現実化し、K松さんの元には100号記念で募集した記事が1度だけでは載せ切れないくらい届いていた。
自分のことより、自分がいなくなった後のご主人の心配をしていた奥様。
派手に目立っているわけでもない、一見ごく普通の家庭の中にこんなすごい物語があるんだからなぁ・・・
「おくふじ新聞」には、放っておけばいつかは忘れられてしまうかも知れない過去のおくふじ地区の風物、出来事や、今のおくふじの様子、そして読者の方が作った俳句なども載っていて、その存在は、本当に、おくふじに残る人達や遠く都会へと出て行った人達の絆を呼び戻している。
そういうことのお手伝いが僕に回って来た縁というのも不思議だ・・
「おくふじ新聞」100号、おめでとうございます!